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違法木材・違法伐採

2024.8.10 週刊現代:希少木材の密輸、競合他社のチンコロ…木材不正輸入で話題になった、中古楽器業界の「呆れた秩序」

ワシントン条約で国際取引が規制されている木材、ハカランダを不正に輸入しようとし、関税法違反(虚偽申告輸入未遂)容疑で、大阪府警は今年6月に三木楽器の役員・磯部壮容疑者(47歳)を逮捕したと発表した。府警は両罰規定に基づき、法人としても同社を書類送検した。
捜査関係者によると、木材50枚を段ボールに入れて輸入しようとしていたところ、関西空港にて税関職員が発見した。
税関担当職員も、違法に持ち込まれる荷物を日夜検査しているため目利きであることはわかるが、それでも木を鑑定するのは至難の業である。
中古楽器専門店の店員に聞いてみると、「専門店であってもハカランダが使われている楽器を目利きするのは難しいです。・・・私の憶測で恐縮ですが、今回の件は他の楽器店や工房の密告があったのかもしれません。
狭い業界なので、『あの店はなんでハカランダの在庫があんなにあるんだ』と思われていてもおかしくないです」
供給が絞られているうえに、需要はかなり高い。しかし、なぜか在庫は常に抱えることができている。同業他社からよく思われず、密告の理由としては十分だ。
原文はこちら
https://gendai.media/articles/-/135116