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日本は今!

●2024.11.27 大学ジャーナル:東京大学と北海道大学 14年間の大規模野外実験で地上の森林多様性と地下の土壌健全性の相関を発見

東京大学大学院農学生命科学研究科の日浦勉教授と北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの中村誠宏教授らは、14年間に及ぶ大規模野外実験により、森林遷移における地上部と地下部の相互作用を明らかとした。
都市部や都市周辺部の森林緑地では、重機や人間によって押し固められた土壌圧密が土壌劣化の主要な原因の一つとなっている。このような状況下での森林の発達メカニズムを明らかとすべく、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター苫小牧研究林では、土壌条件の操作による影響を観察する森林遷移実験を2007年から14年にわたり継続している。
今回、土壌圧密は、地上部の樹木種数や樹木バイオマス(ある空間に生育する樹木の根元から130cmの高さの空間当たりの断面積合計値で表した)を減少させることを明らかとした。対照区と比較して、その差は種数で約1.2~2.4倍、バイオマスで約2.3~5.3倍であった。
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https://univ-journal.jp/250118/?cn-reloaded=1