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2025.1.29 日刊建設工業新聞:鹿島/自社保養所でサーキュラーエコノミー実現、社有林材活用で新築・改修

鹿島は、環境保全と経済活動が両立する持続可能な社会の実現に向け取り組んでいる。2024年秋に完成した自社保養所「KX-FOREST KARUIZAWA鹿島軽井沢泉の里保養所」(長野県軽井沢町)で社有林材と現地伐採木を活用した木造施設の新築、改修を実施。製造時に二酸化炭素(CO2)を吸収・固定する環境配慮型コンクリート「CO2-SUICOM」で人道橋も構築した。木材のサーキュラーエコノミー(循環経済)やCO2-SUICOMの適用拡大を図った。
同保養所でのサーキュラーエコノミー実現とCO2-SUICOMの適用拡大に向けて、社有山林と現地伐採木を活用した木造宿泊施設の新築、既存木造施設の改修、国内宿泊施設初の国際的な環境認証(SITES)の予備認証取得、3Dプリンティングでの人道橋構築を実施した。
鹿島はグループ全体で全国約5500ヘクタールの山林を100年以上保有しており、木造・木質建築の技術開発や木材サプライチェーン(供給網)構築に取り組んでいる。今回、社有林と建設地現地で伐採した樹木を建築資材や家具の材料として活用。自社施設に社有林を活用することで木材サプライチェーンの上流(山主)から下流(建設)までを一貫して行い、今後、伐採後に再び造林して育てる循環型の取り組みを進める。
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https://www.decn.co.jp/?p=170958