1. HOME
  2. 世界のニュース
  3. 日本は今!
  4. 2025.2.11 長周新聞:メガソーラーや大規模風力による災害や健康被害を規制する方策 日弁連主催シンポジウム(1) 長崎県宇久島や秋田県由利本荘市から報告

世界のニュース

定期的にメールでお知らせしています。

日本は今!

2025.2.11 長周新聞:メガソーラーや大規模風力による災害や健康被害を規制する方策 日弁連主催シンポジウム(1) 長崎県宇久島や秋田県由利本荘市から報告

全国各地でメガソーラーや大規模風力発電の建設によって、土砂災害の発生や低周波音の健康被害が現実的なものとなり、地域住民が反対の声をあげ、再エネ規制条例を制定する自治体が増えている。そうしたなか日本弁護士連合会は129日、シンポジウム「メガソーラー及び大規模風力による開発問題への法律・条例による対応について」を、東京の会場とオンラインのハイブリッド方式で開催し、以上の問題に現時点の法律でいかなる対応が可能か、法律が無理ならどのような条例の制定が必要かの論議を深めた。
長崎県宇久島のメガソーラー事業は、開発面積が720ヘクタール、島の4分の1の広大な土地に太陽光パネルを設置するもので、豪雨による土砂災害の危険が増幅する可能性がある。そこで、講演者の島谷幸宏熊本県立大学特別教授は、事業者・九電工に対応策を提言している。
秋田県由利本荘市周辺では陸上に53基の風力発電が稼働している。風力発電が民家の近くで稼働し始めてから、頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、動悸などの体調不良を訴える人が出るようになった。202296日、由利本荘・にかほ市の風力発電を考える会とAKITAきた風力発電に反対する県民の会が秋田県庁で記者会見を開き、地域住民に健康被害が出ているとして、発電事業者に夜間の運転停止を訴えた。
詳しくはこちら
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/33748