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パーム油問題

河北新報:HISバイオマス発電所が運転開始 パーム油が燃料「地元産業へ貢献目指す」 宮城・角田

旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)関連会社のHISスーパー電力(東京)が宮
城県角田市梶賀に整備したバイオマス発電所が完成し、営業運転を開始した。
出力4万1100キロワットで、東南アジアから輸送したパーム油を燃料に発電する。
発電所の名称は「HIS角田バイオマスパーク」で、施設が20日に同社へ引き
渡された。敷地面積は1万8170平方メートル。ディーゼルエンジン発電機4台が
稼働するほか、排熱を用いて蒸気タービンでも発電する。推定年間発電量は、
一般家庭9万2000世帯分に当たる350ギガワット時。全量を東北電力に売電する。
使用するパーム油は、マレーシアやインドネシア産のアブラヤシ由来。同社は
環境保全などを目的に、国際的な非営利組織「持続可能なパーム油のための円
卓会議」(RSPO)の認証を得たパーム油を調達する方針を掲げる。
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https://kahoku.news/articles/20210126khn000049.html