Mongabay:アブラヤシ許可が宙に浮き、おびえる村人(インドネシア)
より良い生活とインフラが得られるとの約束のもと、アブラヤシ農園企業にコミュニティの土地をリースすることに合意した西パプアのある先住コミュニティは、政府が、当該企業の様々な違反により開発許可を取り消す決定をしたことにより、不安な状況に置かれている。コミュニティは必ずしもアブラヤシ農園を支持しているわけではないが、政府は道路建設や村への電気供給のためにほとんど何もしていないと言っている。アブラヤシ開発企業から早期の報酬をすでに得たコミュニティのなかには、返済するよう企業から訴えられるのではと恐れる者もいる。地区長は、村人が、お金を受け取るよう強要されたかもしれないという。集落の長ダニエル氏は、我々はパームオイルの影響を理解しておらず、企業を受け入れる決定をしたが、その後、他の村での状況について見聞きして、企業はお金と村の発展の約束で我々を誘惑しようとしていたことを今は認識している、とし、受け入れの決定を後悔していると語った。
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