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パーム油問題

Mongabay:世界的なパームオイル需要がオランウータンの森を破壊

環境NGO、レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)の調査により、
シンガポールを本拠地とするインドネシアの財閥、ロイヤル・ゴールデン・イー
グル(RGE)傘下のアピカルグループに属するパーム油精製会社サリ・ドゥマイ・
セジャティ(SDS)が、オラウータンの生息するインドネシア最後の原生林の一つ
、スマトラのルーサー・エコシステムで造成されたアブラヤシプランテーション
からのパーム油を取り扱っていることが分かった。このサプライチェーンには
ユニリーバ、花王、P&G、ネスレなど世界の主要なブランドの名が挙げられる
という。また、RGEは、日本のMUFGやオランダのABNアムロ銀行から金融サービスを
提供を受けている。
なお、RGEは、森林破壊ゼロ・泥炭地破壊ゼロポリシーを掲げているが、ルーサー
の森林減少に由来するパーム油を取り扱っていたのは、今回が初めてではない。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3jsn2zP