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フェアウッド・マガジン 世界のニュース 第212号  2022年3月31日

ロシアのウクライナ侵攻による影響が木材業界にも及んでいます。日本向けの製品製造を行う北欧の林産企業や家具製造小売業者も相次いでロシア国内での操業停止や原材料輸入の停止を発表しています。停戦が協議されていますが、市場への影響は残り続けると思われます。
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【ロシア、ウクライナ関連情報】
●2022.3.16 JETRO:200品目以上の機械製品などを輸出禁止に
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は3月8日、特定の商品・原料の輸出入に制限を加える大統領令第100号「ロシアの安全保障を目的とした外国経済活動分野における特別経済措置の適用について」に署名した。(中略)
同大統領令に基づいて連邦政府は3月10日、特定品目のロシアからの輸出を禁止した(2022年3月9日付連邦政府決定第311号)。輸出禁止品目には、生産設備、電気通信機器、医療機器、輸送機器(完成車を含む)、農業機械、電気機器など200以上の品目が含まれ、国外からロシアに輸入されたものも対象となる。
詳しくはこちら(添付資料にて対象となる木材が明記)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/03/883ad0e70537892f.html

●2022.3.9 FSC:ロシアとベラルーシからのFSC認証材と管理木材は、侵略が終わるまで認めません
FSCは、ロシアによるウクライナへの攻撃的な侵攻に深い懸念を抱いており、この暴力の犠牲となったすべての人々のために団結しています。FSC国際理事会では、FSCのミッションと規格に対する最大限のコミットメントのため、またこれらの国におけるFSC認証の取消しが与える潜在的な影響力を十分に分析をしたうえで、ロシアとベラルーシで取引を行う認証(trading certificate*)をすべて一時停止し、これらの国からの管理木材調達を禁止することを決定しました。
詳しくはこちら
https://jp.fsc.org/jp-ja/newsfeed/no-fsc-material-from-russia-and-belarus-until-the-invasion-ends

●2022.3.5 SGEC/PEFC:ロシアのウクライナ侵攻に伴うロシアとベラルーシの木材の取り扱い
ロシアのウクライナ侵攻に伴うロシアとベラルーシの木材の取り扱いに関し、本日 PEFC理事会議長より以下の声明が発出されましたのでお知らせします。
声明によりますと、ロシアのウクライナ侵攻を非難する 2022 年3月2日の国連決議 A/ES11/L.1に基づき、ロシア及びベラルーシを起源とする木材は PEFC 規定上の「紛争木材」と解釈し、PEFC 認証製品に使用することはできないこととなりました。
詳しくはこちら
https://sgec-pefcj.jp/wp-content/uploads/2022/03/infomation_20220305.pdf

●2022.3.15 日経XTECH:ロシア発の第2次ウッドショックか、製材止まれば毎月1.7万棟の住宅に影響
面積ベースで世界の約2割の森林を有する森林大国ロシア。同国のウクライナ侵攻を受け、木材の供給減少が日本国内における木材需給バランスに影響を与えかねないとの危惧が木材関係者の間で広がってきた。国際的な資金決済網である国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの大手銀行が排除されたことや、EUがベラルーシからの木材輸入を制限したことなどによって、欧州で木材需給が逼迫する恐れが出てきたからだ。
欧州から日本への輸出量が減れば、21年に発生した木材高騰「ウッドショック」と同じ構図になる。ロシアに端を発する第2次ウッドショックの懸念が高まってきた。
詳しくはこちら
https://bit.ly/3CU4PTK

●2022.3.14 日本経済新聞:セイホク、合板材を国産で代替 ロシアの木材輸出規制で
ウクライナに侵攻したロシアが米欧などの経済制裁への対抗措置として木材製品の輸出禁止を打ち出したことで、ロシアからの材料調達が難しくなった国内の合板メーカーが対応に追われている。最大手のセイホク(東京・文京)はスギなどの国産材で代替する方針だ。国内の材料高で合板価格の上昇圧力が強まりそうだ。
詳しくはこちら(要登録)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC116VG0R10C22A3000000/

●2022.3.9 UPM:UPM社がロシア国内での木材調達および同地からの輸入を停止
UPM社はロシア国内での木材調達および同地からの輸入を停止すると同時に、UPMチュドボの合板工場の操業を一時停止する。これと関連し、同社は緩和措置を準備中である。また、2022年3月3日付けでUPM社は、ロシアへの製品輸出の停止を発表している。
原文はこちら(露語)
https://bit.ly/3wJXd54

●2022.3.2 TASS:ストラ・エンソ社がロシアにおける製造と販売を停止
パッケージングとバイオマテリアルのサプライヤーであるフィンランドのストラ・エンソ社は、ロシアにおけるすべての製造と販売を停止する。このことは、同社のプレスにより火曜日に発出された。
同社は、ロシア連邦内に、1万1千人を雇用するパッケージング工場3か所と、製材所2か所を有する。
原文はこちら(露語)
https://bit.ly/3IM5GqT

【森林減少】
●2022.3.28 The Guardian:森林伐採に伴う炭素排出量、想定されていたよりもはるかに高い可能性を示唆する研究
農地拡大のための熱帯林伐採に伴う炭素排出量は、今世紀に入り20年間で2倍となり、加速しているとの研究が発表された。
この研究ではまた、熱帯地域での皆伐の5分の1は特にアジアで、炭素蓄積が比較的高い山岳地帯でみられるという。
2014年の森林に関するニューヨーク宣言にもかかわらず、森林伐採はすすんだことになる。
IPCCが採用している手法が、小面積の森林減少や皆伐の山岳地帯への移動といった状況を考慮していないことにも触れている。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3iGGEyU

【バイオマス燃料】
●2022.3.28 SELC:新しい研究によりバイオマス産業の有害な影響が確認される
SELCによって発表された新たな研究により、バイオマスエネルギー産業がアメリカ南部の森林に与える環境的および気候的な害が明確に示された。
バイオマスエネルギーのプロセスは、アメリカ南部に多くが立地している木質ペレット製造工場から始まる。この研究は、クラーク大学の研究者により衛星画像を用いて実施され、ノースカロライナ州とバージニア州においてEnviva社が所有する4つの木質ペレット工場(サウサンプトン、ノーザンプトン、アホスキー、サンプソン)の周辺で失われた森林被覆量が評価されている。 Enviva社は、世界最大の木質ペレットメーカーであり、アメリカ南部に9つの工場を有している。
研究者によると、Enviva社が工場の操業を開始した後、4つのペレット工場周辺の木材調達エリアでの伐採が急増している。
原文はこちら(英語)
https://www.southernenvironment.org/news/new-study-confirms-harmful-impacts-of-biomass/

●2022.2.27 Cision:「転ばぬ先の杖」:欧州科学アカデミー、バイオマス燃焼由来の炭素回収貯留(BECCS)への助成に警告
EUが炭素除去技術を認定するためのあらたな規則について議論しているなか、欧州アカデミー科学諮問委員会(EASAC)は、数十億もの税収が約束を果たせない恐れのある技術に使われる可能性について警鐘を鳴らしている。
EASACのノートン教授は、バイオマス燃焼で発生したCO2の回収貯留技術(BECCS)が、大気中からギガトンレベルのCO2を除去できるという前提のもとで規則が議論されていることに対して、政策担当者に注意を促している。
ノートン教授は、(政策担当者による)多くのモデルでは、バイオエネルギーがカーボンニュートラルであるとの誤った認識のもとに、原料によって炭素回収期間が異なるという事実を無視していること、実際には、BECCSプロジェクトの規模は限定されたもので、原料はすべて地元で産出され、炭素回収期間は極めて短いことなどについて指摘している。
原文はこちら(英語)
https://cisn.co/3NrVzek

【パーム油関連】
●2022.2.8 iFOREX:最高値を更新し続けるパーム油
パーム油の国際的な価格の指標として使われるのは、NYやロンドン市場ではなくマレーシア市場のパーム油先物の価格。
マレーシアパーム油の過去40年ほどの推移を見ると、1980年から2000年までは1トン=1,000リンギット(現在のレートで約27,500円)付近で安定していた。
2000年代になると他の商品先物とともに上昇し、2005年以降の後半には上昇ペースが加速。2008年2月に4,000リンギット(約110,000円)をつけたが、数ヶ月後には1,500リンギットまで暴落する乱高下。2010年代には2,000~3,000リンギットで推移。そして2020年後半から他の商品先物と同様に高騰し、2022年にはついに5,600リンギット(約154,000円)と2008年の高値を遥かに超える史上最高値をつけている。
原文はこちら(日本語)
https://bit.ly/3iERcyv

●2022.3.4 Asia Infonet.com:パーム原油(CPO)価格が過去最高値を更新
パーム原油(CPO)価格が過去最高値を更新していることについて、マレーシア・パーム油委員会(MPOB)は、ロシアのウクライナへの軍事侵攻と石油輸出国機構(OPEC)による生産量の枠組み維持が影響していると分析。今後も上昇傾向が続くと予想している。
アハマド・パルビス・グラム・カディル長官は、原油価格が2月7日以降は100米ドルを超えており、2月28日に1バレルあたり103.87米ドルで取引されたブレント原油価格は3月1日は115.58米ドルに上昇したと指摘。バイオディーゼル原料としてのパーム油の魅力が高まって価格を押し上げていると分析した。また世界的な大豆油価格高騰が、食用油市場におけるパーム油需要を高めていることも価格上昇に繋がっていると指摘。
原文はこちら(日本語)
https://www.asiainfonet.com/2022/03/04/04-413/

●2022.3.9 ロイター:インドネシア、パーム油輸出抑制強化、世界の供給に新たな打撃
インドネシア貿易相は、国内の食用油価格高騰を抑えるため、今後6ヶ月間は輸出向けパーム油の3割を国内に振り向けるよう企業に要請する。この措置とロシアのウクライナ侵攻により、世界の食用油供給量は減少するとみられる。世界市場でのパーム油供給は10万トン/月減少する可能性が指摘されている。
原文はこちら(英語)
https://reut.rs/3iEX3Ub

●2022.3.22 Sustainable Japan:ユニリーバ、SAPのグリーントークン実証導入。パーム油トレーサビリティ
ユニリーバは3月20日、パーム油サプライチェーンのトレーサビリティと透明性を確保するブロックチェーン技術「グリーントークン」を実証導入すると発表した。
ユニリーバは今回、パーム油の複雑なサプライチェーンをほぼリアルタイムで追跡、検証、報告が可能になったと説明。
原文はこちら(日本語、一部有料記事)
https://sustainablejapan.jp/2022/03/22/sap-unilever-blockchain-palm-oil/71452

【コミュニティ支援】
●2022.3.5 Sustainable Japan:カーギル、スターバックス財団、ケア、カカオ農家コミュニティ変革支援で協働(コートジボワール)
カーギル、スターバックスのスターバックス財団、国際人権NGOケア・インターナショナルの3者は3月2日、コートジボワールのカカオ農家コミュニティの変革支援イニシアチブを発足したと発表した。
今回のイニシアチブは、カーギルのサプライチェーン上の農業組織10団体と連携し、村貯蓄貸付組合(VSLAs)を120団体設立することを目指す。活動内容は、ジェンダー平等、栄養、水と衛生(WASH)等。
2023年9月までに参加農家2,500人(そのうち女性2,000人)の生活を直接的に改善し、間接的には地域コミュニティ1.5万人に影響を与えることを目標として掲げた。
原文はこちら(日本語、一部有料記事)
https://sustainablejapan.jp/2022/03/05/care-starbucks-cargill-cocoa/71027

【日本は今!】
●2022.3.16 日本林業調査会:東京都が「木材利用ポイント事業」で1億2,000円分交付へ
東京都は、来年度(2022年度)から新たに「木材利用ポイント事業」を実施する。多摩産材など国産材を使った住宅の購入者に対し、木材使用量に応じて総額約1億2,000万円分のポイント(1ポイントは1円相当)を交付し、需要の喚起を図る。木材利用ポイント事業は、国(林野庁)が2013年7月から2015年10月まで行い、1,794億円の経済波及効果があったと試算されている。
詳しくはこちら
https://www.j-fic.com/bd/isbn/9784889656725/

●2022.3.15 Yahoo:スーパーホテルと宮崎県諸塚村、地域創生で連携へ、地域資源の活用や職員交流で
スーパーホテルと宮崎県諸塚村は2022年3月17日付で、地方創生事業に関する協定を締結する。これまでもカーボン・オフセットや、村内で採った世界認証杉をスーパーホテルの什器や内装に取り入れるといった木材の資源活用で共創してきたが、今後、パートナーシップを組むことで、地域学習、職員の交流をはじめ、従来のホテルの枠を超えて地域を元気にする「ライフスタイルホテル」の実現を目指す。
諸塚村は宮崎県北部に位置する人口約1500人の村。木材やシイタケ、お茶の産地として知られている。両者は、木材やシイタケ、森林認証製品の活用促進に加え、地域資源の保全、持続可能な生産推進、村内の児童生徒の地域学習、人材育成のための双方の職員研修や交流、地域循環共生圏の実践、SDGs実現などで協定を結ぶ。
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/f64ed28e7116fe56b2595f20e252ff6d0f6a67db

●2022.3.12 朝日新聞:「森林環境税」とっても余る? 先行実施で5割使い残し、見直し論も
再来年から国民の約半数が年に千円ずつ課税される「森林環境税」の使い方をめぐって、問題が浮上している。新税の準備として、別の財源でお金を自治体に配る制度が先行して始まっているが、市町村で5割余りが使い残されていたためだ。制度を見直そうという動きも与党で出ている。納税者の理解や林業の再生につながるかが問われる。
2月に自民党の農林関係議員が集まったプロジェクトチームの会合。議題となったのは「森林環境譲与税の活用状況」だった。
詳しくはこちら
https://www.asahi.com/articles/ASQ3C6QLDQ2SULFA02M.html

●2022.3.17 日経:大阪ガス、バイオマス発電用に植林参入 成長早い樹木で
大阪ガスは2022年4月、木質バイオマス発電の燃料向けに兵庫県で植林に乗り出す。成長が早いセンダンなどの早生樹を植え、自社の発電所の燃料などに使う。バイオマス発電は運営費用の6割以上を燃料費が占め、海外材より高価な国産材の利用は進みづらかった。大阪ガスは自社で木を育て、燃料費の抑制や国内林業の振興につなげる。
原文はこちら(一部有料記事)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF074XA0X00C22A2000000/

【中国情報】
●2022.03.15 新浪家居:2021年の中国の木材・木製品の輸出入額は695.88億米ドル
3月10日、木材輸入貿易加工政策シンポジウムが開催され、中国木材保護工業協会の劉能文会長によると、2021年の中国の木材・木製品輸出入額は695.88億米ドルであり、昨年同期比27.18%増であった。そのうち輸入額は252.77億米ドル(同19.60%増)、輸出額は443.11億米ドル(同31.95%増)であった。同年の木材輸入量は,651.49万立法メートルで、昨年同期比10.65%減、そのうち原木は昨年同期比1.45%減、製材は22.04%減であった。
原文はこちら(中国語)
http://jiaju.sina.com.cn/news/20220315/6909397658985890661.shtml

●2022.03.18 中国木材網:2021年の中国の製材輸入量は昨年同期比16%減
中国税関の2021年の製材輸入量の統計によると、輸入総額は2,884万立法メートル(70億米ドル相当)であった。輸入総量のうち、広葉樹は23%減少し、1,960万立方メートルで、総量の68%、針葉樹は4%増加し、924万立法メートルであった。
カナダ、米国、フィンランド、ドイツからの製材輸入量はそれぞれ45%、33%、32%、41%減少し、これが2021年の製材輸入量減少の主な要因となった。
一方、税関統計によると、米国からの広葉樹製材は13%減少した。2014年以降、カナダからの広葉樹製材の市場シェアも少しずつ減少しており、2021年には輸入総量のわずか8%であった。しかし、ロシアからの木材輸入量は13%減少したが、広葉樹製材の輸入量は依然総量の66%を占め、7年連続トップである。
原文はこちら(中国語)
http://www.chinatimber.org/news/79035.html

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☆フェアウッド・パートナーズウェブサイトをリニューアルしました!
https://fairwood.jp/
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国際環境NGO FoE Japanと地球・人間環境フォーラムが運営するフェアウッド・パ
ートナーズのウェブサイトがリニューアルし、見やすくなりました。
ぜひ、ご覧ください。
https://fairwood.jp/
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☆動画「ホント?ウソ? バイオマスはカーボンニュートラル?」を公開!
https://www.youtube.com/watch?v=3zsA48bGmUQ
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国際環境NGO FoE Japanでは、バイオマス発電を問う動画を作成しました。
バイオマス発電は、カーボンニュートラルと言われますが、本当でしょうか?森林は、樹木、地上に落ちた枝や葉、土の中にたくさんの炭素を蓄えています。特に、長い年月をかけて形成された天然林や、湿地や泥炭地に生えている森林は、地上部だけではなくて、地下にも大量の炭素を蓄えているのです。伐採して森林がなくなってしまうと、蓄えられていた炭素は、やがてCO2の形で空気中に排出されます。森林が元通りになれば、伐採のあと、放出されたCO2は、森林が回復する過程で吸収され、再び固定されます。しかし、それまでの間、大気中のCO2は伐採された森林の分だけ「増えている」状態が続いているのです。
森林がもとの状態に戻るとは限りません。この場合、森林に蓄えられた炭素は、CO2として大気中に放出されたままです。こうした状況をわかりやすい6分ほどの動画にまとめました。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=3zsA48bGmUQ
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☆パーム油のワークショップ教材ができました!
「パーム油のはなし」2/『知る・考える・やってみる!熱帯林とわたしたち』
https://plantation-watch.org/palmtextbook/
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地球・人間環境フォーラムもメンバーであるプランテーション・ウォッチと、開発教育協会(DEAR)が共同でワークショップ教材を制作しました。
シンプルで使いやすい10の授業案(アクティビティ)と専門家による11つのコラムを収録しています。今年の新聞記事を使いながら、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と熱帯林のつながりを考える授業案も収録しています。森林減少、生物多様性、気候変動、そして、消費に焦点を当て、「持続可能な社会」と「アクション(行動)」を学ぶことができます。知って、考えて、動き出す。世界にはパーム油以外にもたくさんの問題がありますが、私たちが動くことで状況を変えていけるはず!
概要
・編集・発行:開発教育協会、プランテーション・ウォッチ
・2020年7月、A4版48ページ
・ダウンロード資料:写真9枚(A4カラー)
・一般価格:本体¥2,000+税(図書館価格¥4,000+税)
・対象:小学校高学年以上

▼お問合せ・ご購入申込
認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)
Tel: 03-5844-3630 Fax: 03-3818-5940
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41TCC2号館3階
http://www.dear.or.jp/books/book01/5190/
※本体価格のほか送料・手数料がかかります(1冊の場合税込550円~)

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フェアウッドカフェ ショッピングサイト
https://www.fairwood.jp/cafe/
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森や作り手の見える木製品がみつかるフェアウッドカフェのショッピングサ
イトが新しくなりました。
リニューアルに伴い、お買い物の際、カード決済、銀行振り込み、コンビニ
決済がお選びいただけるようになりました。何の木なのか、どこで育った木なのか、誰の手で生まれ変わったのか、ひとつひとつ物語や想いのつまった商品をご紹介していきます。フェアウッドカフェは、使ってくださるあなたや、あなたの大切な人にフェアウッドな暮らしを提案します。ぜひご利用ください。
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☆フェアウッド・パートナーズのWEBサイト
「クリーンウッド法に対応する木材DDのための実践情報」
https://www.fairwood.jp/consultation/howto_dd.html
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2017年5月20日施行された「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(通称「クリーンウッド法」)」に対応するのに望ましい木材DD(デューデリジェンス)を行うための実践的な情報をお届けします。
※更新情報:国別リスク情報「3.ルーマニア」に「その2」を追加しました。

■合法性確認とデューデリジェンス
■合法性確認のための木材DDのステップ
■国別リスク情報
問合せ 「木の流れから、未来をつくる」フェアウッド・パートナーズ
Eメール:info@fairwood.jp
国際環境NGO FoE Japan(三柴、佐々木、TEL:03-6909-5983)
地球・人間環境フォーラム(坂本、飯沼、TEL:03-5825-9735)

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☆パーム油について知るためのWEBサイト紹介
『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイト
http://plantation-watch.org/abunaiabura/ 

「パーム油調達ガイド」
http://palmoilguide.info
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プランテーション・ウォッチでは、パーム油の消費者向けと企業向けのウェブサイトを立ち上げています。
一般消費者向けには、『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイトを通じて、パーム油が身の回りの多くの食品に多く含まれていること、そのパーム油の生産のためのプランテーション 開発が引き起こしている環境問題や社会問題について伝え、情報を発信しています。パーム油を調達している企業向けには、パーム油の調達リスクに対処し、サプライチェーン管理を実践するための情報や手順をまとめた情報提供サイト「パーム油調達ガイド(http://palmoilguide.info)」があります。
是非、サイトをご覧いただき、ご活用ください。

『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイト
http://plantation-watch.org/abunaiabura/ 
「パーム油調達ガイド」
http://palmoilguide.info

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☆森林と私たちの暮らしのつながりについて学ぶ教材
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世界の森林問題について学んでもらうための映像教材をフェアウッド・パートナーズが関わり作成しています。
社内や地域での環境・森林をテーマとした勉強会等の企画に活用ください!

■映像資料
「人と木」(無料)
http://www.gef.or.jp/activity/forest/hitotoki/
「木の来た道」(定価3,000円/図書館価格:12,000円)(税別・送付料込)
http://www.fairwood.jp/news/pr_ev/2009/pr090623_publish_woew.html
「森の慟哭」(詳細下記参照)
http://www.foejapan.org/forest/palm/dvd_01.html

■お問合せ
FoE Japan(三柴) Tel: 03-6909-5983
地球・人間環境フォーラム(坂本) Tel: 03-5825-9735
E-mail: info@fairwood.org

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さい。お待ちしております。e-mail: info@fairwood.jp

発 行 : フェアウッド・パートナーズ http://www.fairwood.jp
編 集 : 坂本 有希/三柴 淳一