フェアウッド・マガジン 世界のニュース 第243号 2024年11月6日
--- フェアな木材を使おう --- http://www.fairwood.jp
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バイオマス発電に関して、英国からはその排出量の多さ、日本の主
一方、経済産業省の委員会では今年もバイオマス発電の持続可能性
消費者負担で再エネを支援するこの制度の気候変動対策としての有
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【森林減少】
●2024.10.25 Woodcentral:グローバルなゴム業界がEUDRに対応
ゴム産業が直面している課題は、森林認証取得を目指す小規模農家
ベトナム、カンボジア、ラオス各地の数十社のゴム会社(すべてベ
タイのゴム農園は主に小規模であるため、大規模農園に比べて、F
タイは世界最大のゴム生産国および輸出国の一つであり、輸出の1
なお、ゴム栽培の90%以上はインドネシア、ベトナム、タイで行
原文はこちら(英語)
https://woodcentral.com.au/glo
●2024.10.28 ロイター:ブラジル鉱山ダム決壊、3社が300億ドル弱の賠償で
ブラジル南東部マリアナ市近郊の鉄鉱石鉱山で2015年に起こっ
この事故では19人が死亡し、数百人が家を失ったほか森林が破壊
詳しくはこちら
https://jp.reuters.com/markets
●2024.10.22 AP通信:ブラジル最悪の環境災害 鉱業会社最大手を集団訴訟
ブラジル最悪の環境災害の被害者グループが10月21日、有毒な
ロンドンの高等法院に提起された集団訴訟は、世界的な鉱山大手B
BHPは、鉄鉱石鉱山を運営するブラジルのサマルコ社の株50%
BHPの代理人は提出書面の中で、この主張には「根拠がない」と
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/artic
●2024.10.18 ダイヤモンドオンライン:【森林学者が教える】「森林の保護=手
「森林の保護」には、人間の手入れが必要
─シマードさんは今年、米・タイム誌の「世界で最も影響力がある
スザンヌ・シマード(以下、スザンヌ)まず、タイム誌の著名なリ
生まれてこのかた、私の人生は常に森林とともにありましたし、森
しかし、「森林の保護」といっても、ただ単に手つかずのまま残し
詳しくはこちら
https://diamond.jp/articles/-/
●2024.10.17 CNN:世界の水循環のバランスが崩壊、「人類史上初」 食糧生産半減の恐れも
過去数十年間の破壊的な土地使用、誤った水管理が人間由来の気候
国際的なリーダーや専門家で構成する団体、「水の経済学に関する
同コミッションの共同会長で報告書の著者でもあるヨハン・ロック
「あらゆる淡水の源である降水量はもはや当てにならない」と述べ
土壌や植物に含まれる水を意味する「グリーンウォーター」の安定
植物は温室効果を持つ二酸化炭素を内部にため込むことができる。
気候変動による高温は地形を乾燥させ、湿度が失われることで火災
詳しくはこちら
https://www.cnn.co.jp/fringe/3
●2024.10.7 JETRO:欧州委、森林破壊防止デューディリジェンス規則の適
欧州委員会は10月2日、森林破壊防止のためのデューディリジェ
EU理事会(閣僚理事会)と欧州議会が改正案を採択した場合、同
今回の適用延期提案の背景には、EU内外での不満の高まりがある
域内の業界団体はデューディリジェンスの実施・報告義務の煩雑さ
現地報道によると、9月に入りドイツも適用延期への支持を表明し
対象産品の主要な輸出国となるブラジルやインドネシアなどからも
詳しくはこちら
https://www.jetro.go.jp/biznew
●2024.10.3 Mongabay:アグリビジネスからの圧力が高まるなかで、E
EU議会と理事会は、森林破壊防止規則の適用を12カ月延期する
この法律は2025年1月1日に適用される予定だったが、輸出国
多くの生産者は、規制は複雑で費用がかかると話す。
ブラジルのような国では、牛の放牧は追跡が非常に難しく、偽造さ
世界のパーム油の80%以上を生産するマレーシアとインドネシア
欧州木材貿易連盟や欧州家畜食肉貿易業者連合など28の欧州業界
延期を批判する人々は、延期は1月1日の期限に向けて熱心に準備
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2024
●2024.9.27 Mongabay:国際金融における生物多様性への配慮は依然と
経済協力開発機構(OECD)の新しい報告書によると、生物多様
報告書によると、こうしたプロジェクトに対する公的開発金融 (ODF) の総額は、2015年の73億ドルから2022年には154億ド
それでも、 2022年12月に「昆明・モントリオール生物多様性枠組 (GBF)」に署名したおよそ200の政府が生物多様性の喪失を
また、報告書によると、生物多様性関連の活動への資金提供は、O
さらに、ドイツ、フランス、EU、米国、日本など主要な援助国か
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/shor
●2024.9.7 Reuters:「持続可能な」伐採が、気候変動対策に重要なカ
森林伐採の環境的な健全性を証明する非営利団体によれば、広大な
森林認証は、熱帯雨林の破壊に対する怒りから1990年代に誕生
しかしロイターの調査では、持続可能性認証プログラムが、カナダ
原文はこちら(英語)
https://www.reuters.com/invest
【バイオマス】
●2024.11.4 Guardian:ドラックス社は2050年代まで炭素排出量を
分析によると、ノースヨークシャーの発電所向け米国産木質ペレッ
科学的な調査によると、ドラックス社は炭素回収技術を使っている
ノース・ヨークシャーにある同社の大規模発電所は、英国にとって
新しい研究では、燃料として燃やすために毎年700万トンの木質
原文はこちら(英語)
https://www.theguardian.com/bu
●2024.11.3 The Times:英国の発電所に供給する米国のペレット工場で11,
英国最大の発電企業であるドラックス社は、11,000回以上も
違反があったのは、ドラックス・グループが所有する6つの工場で
同社は、ノース・ヨークシャー州セルビーにある発電所に供給して
アラバマ州、ルイジアナ州、ミシシッピ州、ワシントン州にわたり
原文はこちら(英語、要会員登録)
https://www.thetimes.com/artic
調査レポートはこちら(英語)
https://www.landclimate.org/dr
●2024.10.28 Mongabay:日本と韓国のエネルギー需要により、インドネ
2022年、当時のインドネシア大統領ジョコ・ウィドドは、新た
その後、この土地の一部は「エネルギー植林」として再区分され、
スラウェシ島では、インドネシア企業が、2022年の政策変更前
バイオマス混焼は再生可能エネルギーの一種と見なされているが、
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2024
●2024.10.27 AP通信:世界的なバイオマスエネルギー需要の高まりにより、イ
多くの国々にとって、よりクリーンなエネルギーへの移行に不可欠
2021年以降、木質ペレット生産のために破壊された森林由来の
両国はインドネシアにおけるバイオマス生産と利用の開発を支援す
インドネシアの国営公益企業も、発電に使用するバイオマスの量を
専門家や環境保護活動家は、国内外の需要の高まりと国内の規制の
原文はこちら(英語)
https://apnews.com/article/ind
●2024.10.25 The Canary:CBD COP16は有害なバイオマスエネルギーへの助成金を停止できる
森林バイオマスを利用した大規模集中型エネルギー生産に対する補
これは、コロンビアのカリで開催されたCBD COP16に参加しているバイオマス・アクション・ネットワーク
バイオマス・アクション・ネットワークは、CBD COP16の代表者たちに、以下のことを呼びかけている。
・GBF目標18に従い、2025年までに森林バイオマスに対す
・一次林から採取した木質バイオマス、森林やその他の生態系のエ
・各国の生物多様性国家戦略および行動計画(NBSAP)を更新
原文はこちら(英語)
https://www.thecanary.co/globa
●2024.10.24 Mongabay:新しい調査により、米国の木質ペレット工場に
米国南東部の木質ペレット工場の近隣住民が直面する汚染と生活の
非政府組織(NGO)の連合が、世界最大級のペレット製造企業で
新たに調査対象となった5つのコミュニティのうち4つでは、86
2023年の研究では、ペレット工場が55種類の有害汚染物質を
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2024
NGOによる調査 “Pellet Mill Community Impact Survey”(「ペレット工場立地地域の影響調査」)はこちら
https://www.southernenvironmen
●2024.10.23 Sustainable Carbon:新しい報告書は東南アジアの森林に対するバイオマ
「無視された警告:インドネシアと東南アジアの熱帯林に対する森
この報告書は、アース・インサイト、アウリガ・ヌサンタラ、フォ
報告書によると、インドネシアの手つかずの熱帯林1,000万ヘ
これは、バイオマス工場向けの木材チップやペレットの需要による
原文はこちら(英語)
https://www.sustainable-carbon
●2024.10.21 Mongabay:怪しい「グリーン」エネルギーのためにボルネ
インドネシアの再生可能エネルギー拡大戦略によって、先住民族コ
Mongabayは、ボルネオ島でそのようなプロジェクトが計画
この地域の多くは熱帯雨林に覆われており、おそらくこのプロジェ
持続可能という宣伝文句とは裏腹に、木質バイオマスの燃焼は、発
さらにボルネオの企業は、植林地で生産される木質ペレットを輸出
私たちが話を聞いた村人たちは、企業による不公正な取引ー不十分
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2024
●2024.10.18 The Times:英国・保守党、Draxの炭素回収計画の支持を撤回
クレア・コウチーニョ(影の内閣、ネット・ゼロ担当大臣)は、こ
英国で最も汚染度の高い発電所に環境に優しい技術を導入する計画
ドラックス社は現在、自社のバイオマス発電所にBECCS技術を
燃やされた木の代わりに育った木がCO2を吸収するため、この発
しかし現在、保守党は環境破壊と政府補助金の規模が利益を上回る
原文はこちら(英語、要会員登録)
https://www.thetimes.com/uk/po
●2024.10.17 Mongabay:EU森林破壊防止規則の延期は法律を骨抜きに
欧州委員会は10月1日、森林破壊防止規則(EUDR)の12か
ブラジル、インドネシア、米国など木材・農産品産業や輸出国は、
木質ペレット業界は24か月の延期を要求していた。
オーストリアの世界バイオエネルギー協会会長、クリスチャン・ラ
同氏はさらに「米国のペレット生産の半分以上を占める製材所の副
おがくずが複数の製材所から集められてペレット化される場合、ペ
モンガベイを含む独立系メディアの報道は、木質ペレットの原料の
もしそうだとすれば、EUDRの規制の下で、それらのペレットは
サンフランシスコの自然資源保護協議会の森林バイオマス専門家、
欧州議会による延期の承認(11月13日~14日の総会で採決が
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2024
●2024.10.15 Wedge Online:〈日本の再エネ支えるベトナム林業〉森林回復と両
実はバイオマス燃料の自給率は2割程度に過ぎず、多くを輸入に頼
この5年間で輸入量は約6倍に膨らんだが、その多くは海外産の木
含水率が低く燃焼効率が高いうえに、形状がそろい輸送や貯蔵がし
そして輸入木質ペレットの55%が、ベトナムからなのである。も
木質ペレットのほか製紙用チップや木工品などベトナム産に依存す
詳しくはこちら
https://wedge.ismedia.jp/artic
●2024.10.10 日経新聞:イーレックス、ベトナムでバイオマス2基着工 27年稼働
新電力のイーレックスは10日、ベトナムでバイオマス発電所2基
1基あたりの出力は5万キロワットで、2027年の稼働を見込む
ベトナム北部のイエンバイ省とトゥエンクアン省で工事を始めた。
詳しくはこちら
https://www.nikkei.com/article
●2024.10.10 Earth Insight:レポート「無視された警告:インドネシアと東南
新しい地図と分析によると、インドネシアにある1,000万ヘク
東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の開催中に発表された
主な調査結果
・木質チップ工場・混焼プラントの運搬区域内にある1,000万
これには、400万ヘクタール以上に及ぶ127の生物多様性重要
・エネルギー用植林地内の120万ヘクタール以上の森林のうち、
詳しくはこちら(英語、日本語レスリリースあり)
https://earth-insight.org/pres
レポートの日本語要約はこちら
https://x.gd/CFWL7
●2024.8.22 読売新聞:バイオ炭に温室ガス削減効果、草木が取り込んだ炭素を
木材や草などの生物資源(バイオマス)を低酸素状態で加熱して作
取り込んだ炭素を放出せずに貯留できるため、日本政府は脱炭素の
企業の関心も高まっており、農業だけでなく建設分野にも活用が広
長野県上田市に広がるワイン用のブドウ畑。キリンホールディング
農業・食品産業技術総合研究機構が協力し、 剪定したブドウの枝を焼却せずに、バイオ炭にする。
ホクレン農業協同組合連合会(札幌市)とJAきたみらい(北海道
両者は、タマネギの畑51ヘクタールでバイオ炭を使用し、23年
建設業界では環境に配慮したコンクリートを導入する動きが進んで
コンクリートは供用期間が長いため、長期的に安定して貯留が可能
コンクリートは主に水、セメント、砂、砂利で作るが、砂の一部を
強度や耐久性などは通常のコンクリートと同等な上、特殊な設備が
すでに高速道路の工事現場の仮舗装などに使用されている。
詳しくはこちら
https://www.yomiuri.co.jp/scie
【違法伐採問題】
●2024.10.21 Mongabay:カンボジアの伐採シンジケートは、米国の大手
モンガベイは1年かけて、ネイチャーフローリング社が取り扱う製
ネイチャーフローリング社は、2019年5月にシアヌークビル経
カンボジアの木材産業関係者によると、フローリングについては、
モンガベイの調査の結果、ネイチャーフローリング社のカンボジア
2011年に設立されたアンコール・プライウッド社は、木材の密
ポブ氏のビジネスパートナー、ルー・チュー・チャン氏は台湾人で
2023年、モンガベイは、ホーリープランテーションが、植林木
グローバル・フォレスト・ウォッチのデータでは、チャン氏がシン
その後数年間、シンク・バイオテック社はプレイラングの保護林を
カンボジア人ジャーナリスト数名が匿名で調査への協力要請に応じ
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2024
【カーボンクレジット】
●2024.9.25 Mongabay:メタが物議を醸している植林地から390万カ
フェイスブックとインスタグラムを所有するメタ社は最近、ラテン
これには2038年までに追加で260万クレジットを購入するオ
この種のものとしては最大規模と言われるこの契約は、ラテンアメ
森林破壊と結びついた牛肉およびパルプ会社に数十億ドルが投資し
メタ社とBTGの契約は、BTGの森林プロジェクトであるティン
TIGが事務所を開設したブラジルのセラードは紙パルプ産業の中
カーボンクレジットによる森林再生プロジェクトのなかには、この
セラードは現在、過去700年間で最悪の干ばつに直面している。
原文はこちら(英語)
https://x.gd/sC0Qv
【パーム油問題】
●2024.9.24 Mongabay:米国の消費者は乳製品を通じて森林破壊に関与
米国を拠点とするレインフォレスト・アクション・ネットワーク(
RANは、サプライチェーンに埋め込まれたパーム油について十分
たとえばネスレは、2023年のパーム油一次サプライチェーンは
RANの調査によると、この埋め込まれたパーム油を考慮すれば、
同報告書は、世界最大の消費財ブランドのネットワーク、コンシュ
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2024
●2024.9.5 Mongabay:インドネシアのアブラヤシ栽培農家にとって、
専門家は、EUの森林破壊防止法(EUDR)の施行により、土地
アブラヤシの小規模農家は「森林破壊の加害者として非難されるこ
インドネシアでは、小規模農家の土地所有面積を25ヘクタール未
コンサルティング会社Daemeterは、土地を分割して登録す
SPKSは、EUDRが「小規模農家」を、「10ヘクタール以下
インドネシアの森林破壊に対する小規模農家の正確な寄与について
スイスとインドネシアの研究者による2013年の調査では、20
しかし、小規模農家が森林破壊の主役だという誤解は、パーム油業
国際的な研究者チームが実施した調査は、ISPO、RSPO、そ
女性の権利と天然資源の保護を訴えるNGO「サハラ」の環境活動
持っているが、自分たちに影響が及ぶ政策の立案に関与することは
「小規模農民に対話に加わってもらい、考えや意見を聞く必要があ
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2024
【日本は今!】
●2024.10.28 日経新聞:サントリー、生物由来の新ボトル普及へ三井化とも連携
サントリーホールディングス(HD)は28日、バイオマス(生物
既存の連携に両社を含む3社が参加する。プラスチック容器に使う
原文はこちら(一部会員限定記事)
https://www.nikkei.com/article
●2024.10.23 日経新聞:北都銀行、秋田・横手のバイオマス発電に50億円事業
北都銀行は23日、秋田県横手市に建設する木質バイオマス発電事
組成総額は約50億円。すでに着工し、2026年12月の運転開
同発電所は横手市内の東部環境保全センター跡地に建設し、合計出
原文はこちら
https://www.nikkei.com/article
●2024.10.22 産経新聞:木材利用ビルの建設拡大 耐震性、耐火性の技術進歩 脱炭素や林業活性化へ国も後押し
壁や床などの建材に木材を活用したビルが各地で建設されている。
これまで耐火性や耐震性に課題があったが、脱炭素化が求められる
国は林業の活性化に向けて国産木材の使用拡大を目指しており、ビ
原文はこちら
https://www.sankei.com/article
●2024.10.21 Yahoo Japan News:森林健康経営~脱炭素と生物多様性の認証が誕生(田中
森林健康経営認証をご存じだろうか。これは静岡県浜松市にある森
協会メンバーには、環境・生態系の専門家や林業専門家、社会起業
森林経営に脱炭素面から支援する制度としては、炭素の排出権を取
そこで主に小規模な森林を認証しようと考えた。
浅沼氏は、森林はCO2以外にも防災や土壌、そして生物多様性の
そこで協会は「健康的な森づくり」に目を向けて、森にとって良い
それが森林健康経営認証(FHM認証)である。
今年9月には第1号の認証を誕生させた。浜松市天竜区の林業家・
ソミックマネージメントホールディングス(静岡県磐田市)が森林
協会の認証が発表されると各地から反応があったが、意外にも大規
また企業のCSRからも興味を示された。
いずれも、現在の行政や森林関連の制度に不満が見られるそうだ。
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/exper
●2024.10.20 中日新聞:林業の担い手、長野で4年連続増加中 平均年齢も10歳以上若返り
長野県内の林業の担い手が4年連続で増加し、若年層に厚みが出て
林業のイメージアップを図る官民の取り組みが奏功し始めている。
原文はこちら(有料会員記事)
https://www.chunichi.co.jp/art
●2024.10.17 日経新聞:東京都多摩地域の森林におけるボランタリークレジット
ヤマハ発動機株式会社は、アイフォレスト株式会社などの企業・研
カーボンクレジットの創出を目指す。
原文はこちら
https://www.nikkei.com/article
●2024.10.17 Yahoo Japan News:石木ダムの計画の根拠となる複数の数字に疑問(橋本淳
10月14日、佐世保市内(アルカス佐世保)で「石木ダムの不思
講師の宮本博司氏(元国土交通省河川局防災課長)は、長崎県の説
疑問を投げかけた。1つ目が計画雨量の算出についての疑問、2つ
今回示された流域平均雨量の測定、流出計算結果、水需要予測等は
ダム建設の論点について議論する場合の前提になるので、正確なも
これらの数字について、市民委員会は県に疑問点を明示した意見書
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/exper
●2024.10.15 Housing Tribune Online:大東建託、CLT使用量を4年で8倍へ
大東建託は、CLT使用量を2028年までに現在の8倍に増加さ
同社は19年に日本初のCLT賃貸住宅を発売し、23年には、L
今後、CLTの使用量を増やす取り組みとして、新商品・新仕様の
詳しくはこちら
https://htonline.sohjusha.co.j
●2024.10.15 農村ニュース:木材も新需要開拓急げ
先ごろ公表された令和5年木材需給表によると、木材自給率は42
木材需要という視点で見ると、近年は横ばいが続いている。このた
原文はこちら
https://www.nouson-n.com/media
●2024.10.11 JBpress:【能登二次災害】見えぬ未来「ゴーストタウンか
石川県輪島市門前町浦上地区は、約210世帯・430人が居住す
道路の多くは寸断されたままで、山間部から平野部への集団移住も
「二次災害」により復興は極めて困難な状況に陥っている。
10月6日、同地区を取りまとめる喜田充・区長会長(75)に現
喜田:なぜこれほど多くの流木があったのか。山林の間伐が行き届
私が子どもの頃、浦上地区の大人は林業を生業にしている人たちが
ところが過去40年ほどで、林業で全く生活が成り立たなくなりま
浦上地区の主力産業だった林業が廃れたことで、集落を出た若者は
・・・もちろん、国や県にはやむにやまれぬ事情もあるのでしょう
ただ、「国土強靭化」を国として標榜しているのであれば、目に見
住民の生命・生活を守る姿勢を見せてほしかったですよ。
きちんと林業に予算をつけて、持続可能なものにする姿勢を見せて
山の所有者が責任を持って治山治水し、それで生活できるようにし
さもないと、山林の保水力は落ちていく一方です。
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/artic
【中国情報】
●2024.11.4 Woodcentral:世界最大の人工林が北京を砂嵐から守る
北京、天津など中国北部の都市でかつて猛威を振るっていた砂嵐が
この森林は中国北部のサイハンバ国立森林公園にある。
60年間にわたり、3世代にわたるフォレスターが400年続いた
その結果、砂漠(森林被覆率11%)は、深い森林に覆われた緩衝
北京は 過去10年間で森林被覆率が38.6%から少なくとも44.9%
原文はこちら(英語)
https://woodcentral.com.au/wor
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☆11/11, 18 ウェビナー:「脱炭素」で加速するインドネシアの森林減少~日本
https://foejapan.org/issue/202
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経済成長著しいグローバルサウスの一角を占めるインドネシア。そ
そしてパリ協定に基づくインドネシアの脱炭素政策には、石炭火力
本ウェビナーは、新たな天然林減少の危機に晒されているインドネ
※インドネシア語から日本語の逐次通訳が入ります。
■開催概要
日時:
【第一回】2024年11月11日(月) 14:00~15:30
インドネシア「脱炭素」政策の実態と森林減少リスク
【第二回】2024年11月18日(月) 14:00~15:30
インドネシアの森林減少の実態と日本との関わり
形式:オンライン開催(ウェビナー)Zoom
申込み:ウェビナー登録
【第一回(11/11)】 https://us02web.zoom.us/webina
【第二回(11/18)】
https://us02web.zoom.us/webina
※恐れ入りますが、第一回と第二回は別々にご登録ください。
言語:日本語、インドネシア語(逐次通訳あり)
参加費:無料/ご寄付歓迎
主催:国際環境NGO FoE Japan
プログラム
【第一回】インドネシア「脱炭素」政策の実態と森林減少リスク
講演:インドネシアのエネルギー政策に基づくエネルギー用産業植
講師:Agung Ady Setyawan/Forest Watch Indonesia(FWI)
(コメント)日本との関わりについて 満田夏花/FoE Japan
【第二回】インドネシアの森林減少の実態と日本との関わり
講演:インドネシアの天然林減少の実態~中央カリマンタンの事例
講師:Deden Pramudiana/Indendent Forest Monitoring Fund(IFM)
(コメント)日本の木材製品輸入とインドネシアの森林減少リスク 三柴淳一/FoE Japan
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☆11/21 第83回フェアウッド研究部会「考える森林業~人・社会・環境に
https://fairwood.jp/event/2411
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国の資料(林野庁, 2024)によれば、現在の林業は丸太販売収入に補助金収入を加
また2020年の林業経営体数は2015年比で39%減少してお
今回は、そうした森林・林業の冬の時代を、農林兼業経営、林福連
福山さんが取り組まれているのは「森林業」。有機農業にも取り組
その「考える森林業」とはどのようなものなのか、熱い想いととも
【開催概要】
日時:2024年11月21日(木)18:00~19:30(開
場所:ハイブリッド(zoom×地球環境パートナーシッププラザ
参加費:1,500円(懇親会費別)
定員:会場25名、オンライン90名
※懇親会は会場参加者のみご参加いただけます。当日の受付の際に
※会議URL:お申込みいただいた方に後日ご案内いたします。
※お申込みいただいた方で希望のある場合は、当日の録画アーカイ
【プログラム】(敬称略、内容は予告なく変更することがあります
第1部:講演(18:00~19:30 質疑含む)
講師:福山 寛人(ふくやま ひろと)/福山農林合同会社 代表社員
第2部:懇親会(会場参加者の希望者のみ、別会場にて開催予定)
お申込み、イベント詳細はこちら https://fairwood.jp/event/2411
【主催】国際環境 NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、佐藤岳利事務所
【後援】ワイス・ワイス
【助成】緑と水の森林ファンド
【問い合わせ】
FoE Japan(担当:佐々木)
http://www.foejapan.org、info@f
地球・人間環境フォーラム(担当:坂本)
http://www.fairwood.jp、info@fa
※テレワーク推進中のため、メールにてお問合せお願いします。
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☆改正クリーンウッド法の適正な施行・運用に向けた提言
https://fairwood.jp/document/2
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近年、国際社会では気候変動対策や生物多様性保全の観点から包括
日本の違法伐採対策法であるクリーンウッド法も改正され、202
日本政府による違法伐採対策によって日本の木材市場から違法リス
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☆かわさきFM "TO THE NATURE"で紹介されました!
https://www.youtube.com/watch?
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フェアウッド・パートナーズの事務局団体の一つである地球・人間
「カナダの原生林を燃やす日本の木質バイオマス 本当に二酸化炭素削減になるのだろうか?森の役割、豊かな生態系
Youtubeで視聴可能です。ぜひお聞きください。
https://www.youtube.com/watch?
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・みなさんの知人、友人、ご家族の方にもこのメールマガジンをお
http://www.fairwood.jp/news/ne
・本メールマガジンの記事について、無断転載はご遠慮ください。
ただし、転載許可の表記のある場合を除きます。
・本メールマガジンに関するご意見・ご感想などは下記のEmai
発 行 : フェアウッド・パートナーズ http://www.fairwood.jp
編 集 : 坂本 有希/三柴 淳一