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2025.2.6 朝日新聞:(バイオマス発電はエコなのか:上)原生林伐採 木質ペレット、日本へ

日本では、バイオマス発電に使う木質ペレットの輸入が急増。2023年は580万トンで、再生可能エネルギーの固定価格買い取り(FIT)制度が始まった12年以降、80倍になった。輸入元は、ベトナム、カナダ、米国の順だ。
日本のFIT制度下での新たなバイオマス発電施設は23年末時点で、認定1026カ所(稼働656カ所)。このうち燃料がペレットなどの一般木材なのは179カ所(同95カ所)で、その8割が輸入を想定している。これがカナダの原生林の減少につながっている、とカナダで原生林を伐採から守る活動をしている地域団体「コンサベーションノース」のコノリーさんは言う。
(輸入木質燃料に頼るバイオマス発電は)気候変動対策と称して森林破壊が進められる温床になっており、見せかけの環境配慮「グリーンウォッシュ」との批判も絶えない。欧州連合(EU)や韓国は監視を強め、支援をやめる方向に動く。経産省も、新規で輸入ものを使うことが多い大型の木質バイオマス発電について、26年度からFITの対象から外す方針だ。
詳しくはこちら(一部有料記事)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16144240.html?ptoken=01JKD9ESGJXPS9HPSHW5FPVAKJ