日経新聞:バイオ燃料、原料調達に懸念 排出減巡り異論も 攻防 バイオ燃料(下)
輸送の低炭素化に必要不可欠なバイオ燃料だが、原料によっては本当に温暖化ガスの排出量を削減できるのか疑問の声もある。矢面に立つのはまきや木炭、ペレットなど木に由来する木質バイオマスだ。
「木質バイオマスはほとんどの場合、化石燃料より二酸化炭素(CO2)をたくさん出す」。欧州連合(EU)の欧州委員会の委託を受けた合同調査センター(JRC)が今年に入って公表したリポートはエネルギー業界に衝撃を与えた。欧州の政策を担う欧州委自ら「木質バイオマスの環境貢献度は低い」と認める内容だったからだ。
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC148DL014102021000000/?unlock=1