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WHO:青空のためのきれいな大気の国際デー:気候変動と健康への悪影響をもたらす大気汚染への共同の取り組み

欧州のWHO加盟国では年間、若くして死ぬ100万人のうちの半数が主に非伝染性疾患が原因となっている。
「青空のためのきれいな大気の国際デー」である9日7日に、WHO欧州は、我々が共有している大気の価値および、大気汚染に対する共同の取り組みの必要性を認識している。
大気汚染と温室効果ガス排出をもたらす最大の要因は、エネルギー生産のための化石燃料とバイオマスの燃焼である。これらの化石燃料やバイオマスの燃焼を減らしたり、段階的に廃止すれば、温室効果ガスと健康に害のある物質の排出を減らすことができる。
WHO/WMO合同気候・保健事務所は「熱波の頻度・強度・持続時間のいずれについても増大している。そのため山火事が増えており、ほぼ全世界で大気の質に深刻な影響が及んでいる。
また、大気汚染と気候変動の相互作用が増幅しているために、世界の数億人の人々が気候に関わるさらなる不利益を被っている。」と述べている。
今年のテーマである「我々が共有している大気」は、大気汚染の越境性という性質に焦点を当てており、すべての国が説明責任を果たし、行動する必要性を強調している。
※WMO:世界気象機関
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3E4BEA0