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Mekong Eye:ベトナムはアジアに「クリーン」エネルギーを供給するために天然林を皆伐している

化石燃料に代わるグリーンエネルギーとされる木質ペレットの世界的需要により、ベトナム中部で森林伐採が拡大している。
ベトナムは、バイオマスエネルギー生産の増加を通じて温室効果ガス排出ネットゼロの達成を目指す日本と韓国に、木質ペレットを供給している。
しかし、これらのペレットの出所には疑問があり、なかには森林破壊に関連している場合さえある。
ベトナム中部のクアンナム省やビンディン省では、アカシア植林が行われ、伐採されたアカシア材は木質ペレットに加工される。
2019年から現在まで、ベトナムのペレット輸出の総量と総額のほぼ100%を日本と韓国が占めている。
アカシアはベトナムの木質ペレット生産部門で主要な地位を占めている。しかし、2020年までにベトナムで植林されたアカシアの総面積235万ヘクタールのうち、森林管理協議会(FSC)の認証を取得したのはわずか15%であった。
原文はこちら(英語)
https://www.mekongeye.com/2023/11/19/vietnam-pellets-energy/