Mongabay:スローフードは、急速に減少するブラジルのサバンナを救えるか?
ブラジルのセラード(サバンナ)は生物多様性に富む、アマゾン地
巨大な生態系であるが、ここ40年以上にわたって、牛肉、大豆、
コシ、ユーカリ、パームオイルといった商業品種栽培がおこなわれ
サバンナの在来植物の半分が失われた。農業開発前のセラードは2
メートルの広さを持ち、現在も1万種の植物の生育地となっている
り絶滅の危機が迫っている。
こうした状況に対し、このところ高まりつつある持続可能なフード
トが、地元コミュニティとともに、サバンナに関するマーケターや
ドとしての活動を試みようとしている。サバンナ地方には、食べら
しいフルーツが多数あり、これらを持続的に利用するため、小規模
的な先住民族のコミュニティがネットワークを作り始めているので
らフルーツそのほとんどは外部には知られていないものであるが、
前から、中流クラスのブラジル人、とくにオーガニックフードに関
のあいだでこうしたフルーツの需要が高まっており、持続可能なフ
拡大に期待が寄せられている。
原文はこちら(英語)
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