1. HOME
  2. 世界のニュース
  3. 森林減少
  4. Context: NGOが、H&MとZaraが使う綿花をブラジル・セラードの森林破壊と結びつける

世界のニュース

定期的にメールでお知らせしています。

森林減少

Context: NGOが、H&MとZaraが使う綿花をブラジル・セラードの森林破壊と結びつける

ブラジル・セラードは、生物多様性のホットスポットで森林破壊が急増しているが、H&MとZaraに綿花を供給している衣料品工場が、セラードでの環境破壊と土地収奪に関わる綿花を購入していることがNGOアースサイトの調査で判明した。この調査報告書は、ベター・コットンと呼ばれるファッション・ブランドが利用している持続可能性基準に「根本的な欠陥がある」と述べている。
H&Mは、アースサイトの調査結果について非常に懸念すべきこととし、ベター・コットンに第三者による調査を行うよう要請したと述べた。Zaraのオーナーであるインディテックスのスポークスマンは、ベター・コットンは土地収奪および森林破壊を含む行為を厳格に禁止しており、ベター・コットンへの申し立てを非常に深刻に受け止める、と述べた。
アースサイトは、綿花を対象外としているEUの森林破壊防止規則などエシカル・サプライチェーンに関する法律の拡大と強化を呼び掛けた。
原文はこちら(英語)
https://www.context.news/nature/ngo-links-h-and-m-and-zara-cotton-to-deforestation-in-brazils-cerrado