第56回フェアウッド研究部会 「気候風土適応住宅にみるこれからの木造住宅の在り方」(2021.6.23)
2021.6.10掲載
住宅の省エネルギー性能は、高気密高断熱住宅の普及と共に徐々にその数値的な性能を向上させています。その背景には、地球温暖化対策における、CO2削減という世界規模で目指すべき方向性があり、現在は建築物の規模を問わず、省エネ性能向上への努力義務が課せられています。一方で、我が国に継承されてきた伝統的な構法をはじめとする地域の気候風土に応じた住宅は、高断熱化に馴染みにくい側面を持ち合わせており、建築物省エネ法においては、気候風土適応住宅として外皮基準適合の例外扱いされています。
今回のフェアウッド研究会では、気候風土適応住宅にはどのような特徴があるのか、一般的な省エネ基準には無い価値基準などに関して解説し、その設立経緯から関連告示の解説、所管行政庁の動向などを、実務者である有限会社綾部工務店の綾部孝司氏を迎えて、現場からの声としてお話を伺います。
【開催概要】
日 時:2021年6月23日(水)19:00~21:00(開場:開始の5分前)
※通常の開催時間と違い、19:00からの開始となります。ご注意ください。
会議URL:お申込みいただいた方に後日ご案内いたします(ZOOM利用を予定)
参加費: 1,000円
※お申込みいただいた方で希望のある場合は、当日の録画アーカイブを後日、期間限定でご覧いただくことが可能です。
【プログラム】(敬称略、内容は予告なく変更することがあります)
第1部:19:00~20:30
講演「気候風土適応住宅にみるこれからの木造住宅の在り方」
講師: 綾部 孝司氏/有限会社 綾部工務店 代表取締役
第2部: 20:30~21:00
懇親会(希望者のみ、お飲み物等はご自身で準備ください)
【講師プロフィール】(敬称略)
綾部 孝司
有限会社 綾部工務店 代表取締役
川越生まれの川越育ち。国産無垢材と土壁を用いた、長寿命かつ安全で健康な家づくりを行う綾部工務店の三代目社長。街並みに興味を持ち商業施設や都市計画の仕事を経て現在の仕事に就く。木材と格闘の日々の中で、やり甲斐を感じながら本物の住宅づくりが出来ることに感謝しながら、安心して心地よく暮らせる日本の住まいを造り続けている。 一級建築士、一級建築施工管理技士、宅地建物取引士、(一社)職人がつくる木の家ネット運営委員
【お申込み】
お申し込みフォームよりお申し込みください。
フォーム記入ができない場合、「第56回フェアウッド研究部会参加希望」と件名に明記の上、1)お名前 2)ふりがな 3)ご所属(組織名及び部署名等)4)Eメールアドレスを、メールにてinfo@fairwood.jpまで送付ください。
※定員100名
【お問合せ】
- 地球・人間環境フォーラム(担当:坂本)
http://www.fairwood.jp、info@fairwood.jp、TEL:03-5825-9735 - ワイス・ワイス(担当窓口/広報課 野村)
http://www.wisewise.com、press@wisewise.com、TEL: 03-5467-7003