第72回フェアウッド研究部会 次世代に技と文化をつなぎたい「鎌倉みんなのけんちく学校」の取り組み
2023.4.19掲載
「子どもたちに森の恵みを伝えたい」「山と暮らしをつなぐ」という思いで鈴木さんが木和堂を立ち上げたのは 2021 年 11 月。その活動の柱である「鎌倉みんなのけんちく学校」は 2023 年に3 回目を迎えています。日本の 3 古都の一つである鎌倉を舞台に、「本物の木」「本物の手」に触れ、職人の「わざ」を楽しむ 8 か月にわたるワークショップ形式の学びの場を子どもたちに提供しています。全国から職人やアーティストが集まり、子どもたちにモノづくりの技術を伝えています。
木和堂では、岩手・葛巻での国産ナラ材を使ったワイン樽プロジェクトや、国内唯一のハンガーメーカーと共同で国産ブナ材を使ったハンガーづくりなど、国産材を活かした製品プロデュースも展開しています。
今回のフェアウッド研究部会では広葉樹の高付加価値の利活用=ワイン樽 PJ の紹介と鈴木さんが力を注いでいる木和堂の活動を紹介いただき、次世代に木材を利用する技と文化をつないでいくことの意義や課題、その可能性を議論します。
【開催概要】
日 時:2023年5月31日(水)18:00~19:30(開場:会場は15 分前、オンラインは5 分前)
場所:ハイブリッド(zoom×地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)東京都渋谷区神宮前 5-53-70 国連大学ビル 1F)
参加費: 1,000円(懇親会費別)
定員:会場25 名、オンライン 90 名
※懇親会は会場参加者のみご参加いただけます。当日の受付の際にお申込み・お支払いを承ります。
※会議 URL:お申込みいただいた方に後日ご案内いたします。
※お申込みいただいた方で希望のある場合は、当日の録画アーカイブを後日、期間限定でご覧いただくことが可能です。
【プログラム】(敬称略、内容は予告なく変更することがあります)
第1部:講演(18:00~19:30 質疑含む)
講師:鈴木直子/一般社団法人木和堂代表
第2部:懇親会(会場参加者の希望者のみ、別会場にて開催予定)
■講師プロフィール(敬称略)
鈴木直子(すずき・なおこ)/一般社団法人木和堂代表
静岡県生まれ。国立研究開発法人森林研究・整備機構監事、木材コーディネーター。活動の原点は故、秋岡芳夫氏の講演にて感銘を受け、「日常の用と美」にめざめたこと。工務店、設計事務所やリフォーム専門企業を経て、2000 年に国産材産直・シックハウス対応の住まい造りを提案する「住工房なお」を設立。建物を構成している「木」について深く学ぶため、森林・林業・木材産業関係のイベントや現場に通い、7年間で 40 万キロ(地球 10 周分)車を走らせた。その時の出会いが現在の木和堂の活動に繋がっている。
【お申込み】
お申し込みフォームよりお申し込みください。
フォームがご利用できない場合、「第72回フェアウッド研究部会参加希望」と件名に明記の上、1)お名前 2)ふりがな 3)ご所属(組織名及び部署名等)4)E メールアドレス、5)参加方法(会場またはオンライン)、6)会場参加の場合懇親会の出欠(支払は当日)を、メールにて info@fairwood.jp まで送付ください。
【お問合せ】
- 地球・人間環境フォーラム(担当:坂本)
http://www.fairwood.jp、info@fairwood.jp、TEL:03-5825-9735 - ワイス・ワイス(担当窓口/広報課 野村)
http://www.wisewise.com、press@wisewise.com、TEL: 03-6258-1346
※テレワーク推進中のため、極力メールにてお問合せお願いします。