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フェアウッド研究部会

第75回フェアウッド研究部会 「責任ある素材生産事業体認証制度(CRL)の展望」

2023.10.2掲載

令和4(2022)年の日本の木材自給率は40.7%。近年は40%台を維持しており、木材利用の視点からは国産材の時代到来?を感じる昨今です。一方、丸太生産の現場においては担い手の高齢化と慢性的な人手不足、さらに他業界と比較して極めて高い労災発生率が懸念されています。また林業の機械化も徐々に進みつつある中で、不適切な路網整備が遠因となった土砂災害なども懸念されるようになっています。

そんな中、令和4(2022)年実績でスギ丸太生産量32年連続日本一を達成した宮崎県発で「責任ある素材生産事業体認証制度(CRL)」の取り組みが進んでいます。今回、その制度の創始者のお一人である宮崎大学の藤掛教授を講師にお招きし、CRL制度設立の背景や制度が持続可能な森林経営・管理に果たす役割、そして認証を受けた事業体の様子など、「よい取り組みを進めている素材生産事業体」の方々の状況をお話しいただきます。

※掲載写真は藤掛様から提供いただいたものを使用しています。

【開催概要】

日 時:2023年10月25日(水)18:0020:00(開場:開始の5分前)
会議URL:お申込みいただいた方に後日ご案内いたします(ZOOM利用を予定)
参加費: 1,000
お申込みいただいた方で希望のある場合は、当日の録画アーカイブを後日、期間限定でご覧いただくことが可能です。

【プログラム】(敬称略、内容は予告なく変更することがあります)

1部:講演(18:0019:30 質疑含む)
講師:藤掛一郎/宮崎大学 農学部森林緑地環境科学科 教授

第2部:懇親会(19:30~20:00)
(希望者のみ、お飲み物等はご自身で準備ください)

■講師プロフィール(敬称略)
藤掛一郎/宮崎大学 農学部森林緑地環境科学科 教授
1969年福岡市生まれ。京都大学農学部林学科を卒業後、京都大学助手を経て、2001年に宮崎大学に移り、2008年から現職。専門は林業経済学で、林業経営の伐期選択をはじめとする経営行動の分析、木材市場における需給関係の分析、農林業センサスによる林業経営体の分析などを行ってきた。宮崎では、県内の素材生産事業体を中心としたNPO法人ひむか維森の会の伐採搬出ガイドライン策定や、CRL認証制度の設立、運営を支援してきた他、全国より早く進む主伐再造林活発化の経緯や関係する課題について発信してきた。

【お申込み】

お申し込みフォームよりお申し込みください。
フォーム記入ができない場合、「第75回フェアウッド研究部会参加希望」と件名に明記の上、1)お名前 2)ふりがな 3)ご所属(組織名及び部署名等)4)Eメールアドレスを、メールにてinfo@fairwood.jpまで送付ください。
※定員100名
※公益社団法人 国土緑化推進機構による令和5年度「緑と水の森林ファンド」の助成金を活用させていただいております。

【お問合せ】
  • 地球・人間環境フォーラム(担当:中畝、坂本)
    http://www.fairwood.jp、info@fairwood.jp、TEL:03-5825-9735
  • ワイス・ワイス(担当窓口/広報課 野村)
    http://www.wisewise.com、press@wisewise.com、TEL: 03-6258-1346

※テレワーク推進中のため、極力メールにてお問合せお願いします。

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