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フェアウッド・マガジン世界のニュース  第205号  2021年9月1日

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欧米でのビジネスと人権をめぐる取組み強化を受けて、日本でもようやく政府が
調査を始めることになりました。パーム油関連企業の一部では以前から取組みが
進んでいるところもありますが、日本企業全体ではサプライチェーン上の人権リ
スクの把握もこれからの課題ではないでしょうか。森林減少や劣化、人権侵害と
関わるリスクに対し、早急な対応が求められます。
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【ビジネスと人権】
●2021.8.5 読売新聞:サプライチェーン上の人権問題、政府が大規模調査へ…東証1・2部上場など対象
政府は8月にも、上場企業などを対象にサプライチェーン(供給網)上の人権問
題に関する大規模な調査を行う。欧米では企業に対応を義務づける法整備が進ん
でおり、日本企業が適切な対応を取れなければ、国際競争力を失いかねないとの
懸念が出ている。
調査の対象は東京証券取引所の1部、2部に上場する約2600社と、調査の必
要があると判断した企業。経済産業省が人権問題に関する社内の体制や政府に求
める支援策について、アンケートや聞き取りを行う。
9月には調査結果の中間取りまとめを行い、課題を整理する。その上で、企業に
対応を義務づけるルールや法整備が必要かどうかを検討する方向だ
企業にとって労働環境の把握など、人権尊重への流れは世界に広がっている。英
国やフランス、豪州、米カリフォルニア州などでは情報開示の徹底を求める法律
が相次いで施行されている。
原文はこちら(日本語)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210805-OYT1T50001/

●2021.8.12 日本経済新聞:調達網の人権侵害排除 花王、農園5000カ所を調査
強制労働などの人権侵害がサプライチェーン上でないか、日本企業が取引先の調
査を強化する。花王は化粧品や洗剤原料になるパーム油原料の農園数百万カ所を
調べてシステム上で管理する。
政府も月内にも国内上場企業などを対象に初の実態調査を開始する。人権保護で
後手に回れば販売への影響は必至で、企業のブランド価値も毀損しかねない。
原文はこちら(日本語)
https://s.nikkei.com/3CGexIK

●2021.8.12 日本経済新聞:サプライチェーン上の人権保護、欧州先行 違反で罰金も
強制労働などの人権侵害がサプライチェーン上にないか、企業に調査を求めるル
ールづくりが欧州先行で広がってきた。欧州連合(EU)は年内にも罰則つきの法
案を公表する。人権侵害への対応強化は世界の潮流で、遅れれば日本企業がグロ
ーバルなサプライチェーンから排除される懸念もある。
EUは7月、企業向けガイダンス(指針)を発表した。年内にも罰則つきの法案を公
表する見通し。法律が成立すれば対象はEU企業だけにとどまらなさそうだ。EU域
内で一定規模の事業を手掛けていれば、日本企業なども対象になる見通しだ。
原文はこちら(日本語)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR038F20T00C21A8000000/

【違法伐採問題】
●2021.8.13 Mongabay: ケチュア族の女性、麻薬密売人・違法伐採者と闘う(ペルー・アマゾン)
マリソル・ガルシア・アパニェーノ氏は、ペルー・アマゾンの先住民組織FEPIKEC
HA初の女性指導者として、ケチュア族の認定とその土地所有権獲得の闘いの支援
を使命としている。彼女はまたラジオ放送局「熱帯林の声」を設立し、さらに先
住民組織のフェイスブックページ立ち上げに関わった。
彼女とコミュニティのリーダーたちは、先住民の土地に侵入しコカインを違法に
栽培する麻薬密売人や違法伐採者に脅かされている。犯罪集団を追い払うことが
難しいのは、政府が先住民コミュニティに土地権を証明する書類を発行しないた
めであるという。
政府の土地権利担当局は、麻薬密売人らの違法な行為はコミュニティに土地権利
証書が発行されていないためだと認め、土地権発行のために最善を尽くすとして
いる。しかし、発行手続きの費用は各コミュニティにつき8100ドルと高額である
。FEPIKECHAを構成する14のコミュニティのうち公式に土地権利を持っているコミ
ュニティはゼロ、先住民族であると公式に認められていない民族も3民族にのぼる

原文はこちら(英語)
https://bit.ly/2UliJMF

●2021.8.18 Mongabay: やろうと思えば追跡不可能な産品はない(コメンタリー)
APPグループの持続可能性担当責任者だったグリーンベリー氏は、企業が自社サプ
ライチェーンの産品・原材料のトレーサビリティがないことについて口実を作る
べきではないと発言。また、「消費者は購入した製品がどこから来ているのかを
知る権利があるし、原料の出所が森林減少や人権侵害とリンクしていないかどう
かを追跡する権利がある。そのため小売業者やメーカーはトレーサビリティにつ
いての情報を消費者に提供する責任がある。傘下にないサプライヤーや小規模生
産者に含め自社サプライチェーンの追跡可能性を広げていかなければならない。」
原材料の出所までトレーサビリティポリシーを遵守しなければならないと書かれ
てあるバイヤーとの契約書に基づいて、サプライヤーはそれを実施しなければな
らないばずである。
また、スモールホルダーはトレーサビリティの重要性を理解し、そのために自身
の作業を向上させたいと望んでいるにもかかわらず、川下の企業がスモールホル
ダーまで追跡しないのは、コスト削減のためなのではないか、とも述べている。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3gf15C4

【バイオマス燃料】
●2021.8.11 読売新聞:石油と同じ成分作る植物プランクトン、北極海で発見…バイオ燃料開発に期待
ガソリン、軽油、重油といった石油製品と同じ成分を作り出して体内に蓄える植
物プランクトンを発見したと、海洋研究開発機構が発表した。こうした能力を持
つ生物は過去に報告がなく、新たなバイオ燃料の開発につながる可能性もあると
いう。論文が英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。
同機構の原田尚美・地球環境部門長(生物地球化学)は「最初は船などの廃油混
入を疑い、何度も実験をやり直したほど予想外だった。体内に蓄える量はわずか
で大量培養も難しいので、遺伝子を解析して量産の可能性を探りたい」と話す。
原文はこちら(日本語)
https://bit.ly/3xC2Vmg

●2021.8.19 Mongabay:エネルギー生産のために森林を燃やすことは是か非か:バイオマス科学と格闘するEU
この11月にスコットランドで開催されるCOP26を目前にして、EUと林産業はバイオ
マスが持続可能であるとの科学に基づき、森林バイオマスを推進しており、森林
保護活動家および多くの科学者と論争になっている。
森林保護の活動家らは、バイオマスの燃焼は森林と生物多様性を破壊し、エネル
ギー密度の点から石炭よりも単位あたりでみるとより多くの炭素汚染を生むこと
になり、気候を不安定にする、と述べている。
欧州委員会が欧州グリーンディールの一部であるバイオマス政策に関し、法的拘
束力のある再生可能エネルギー指令(RED2)の軽微な変更のみを求めたことに対
し、活動家らから批判の声があがった。推進派、たとえば木質ペレットの世界最
大の消費量を誇る英国のDrax社は、成熟した森林の場合は炭素の吸収量が減り、
成長が持続するよう管理された森林は炭素吸収量が多くなると主張している。
推進派、反対派いずれの考えも、多数の査読付き科学論文やレポートに依拠して
いる。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3ymIZEc

【森林減少】
●2021.7.21 Sustainable Japan:環境NGO7団体、環境デューデリの対象に皮革も含めるよう欧州委に要請。森林破壊に加担
国際環境NGO7団体は7月15日、欧州委員会に対し、現在EUで制定作業中の環境・人
権デューデリジェンス規則の対象に、皮革も含めるよう求める共同声明を発表し
た。特に、ブラジル・アマゾンでの森林破壊につながっている牛皮を対象にする
よう求め、輸入規制にまで言及した。
原文はこちら(日本語、有料記事)
https://sustainablejapan.jp/2021/07/21/lether-deforestation/64249

●2021.8.3 Mongabay:テスコの食肉取り扱いをめぐる問題
英国最大のスーパーマーケットチェーンであるテスコは、南米から仕入れている
食肉サプライヤーに対し、食肉の販売の環境への深刻な影響に取り組むようあら
たな要求を出した。
テスコは単独で年間数億羽の鶏の肉を取り扱っている。
ブラジル連邦議会に提出されている、アマゾンの公有地のアグリビジネス業界に
よる土地取得に関する法案が審議中であるなかでは、こうした要求を期限付きで
サプライヤーに行ったことについて、NGOは評価している。
ただし、NGOによるとテスコはどのように、そしていつ、アマゾンやセラードで栽
培された大豆を飼料にして飼育された鶏の肉のサプライヤーとの取引を一時停止
するのか、さらに関係する取引業者をサプライチェーン上からどのように排除す
るのかについて詳細を明らかにしていない。
原文はこちら(英語)
https://news.mongabay.com/2021/08/tescos-meat-problem-commentary/

●2021.8.5 Cosmetics Business:ナチュラ、ダウのアマゾン保全プロジェクト参加へ
化粧品ブランドのナチュラがダウのYb?プロジェクトに参画する。このプロジェク
トは、ダウ社がペアビル・インスティテュート、ザ・ネイチャー・コンサーヴァ
ンシーとともに2021年5月にスタート。ブラジル・アマゾンの奥深い熱帯林、パラ
州のベルブランコで、ダウ社の保全林が生産する生理活性物質を住民組織が販売
、住民の生計向上と熱帯林保全の両立を目指す。ナチュラは、住民の協同組織が
生理活性物質を市場に供給するためのノウハウ等に関し、支援する
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3gCBuDg

●2021.8.9 Mongabay: 人工知能ツールがアマゾン森林減少を予測
森林減少ホットスポットを予測する人工知能を使ったツールにより、ブラジル・
アマゾンで差し迫っている森林減少の危険箇所が1万平方キロメートル特定された

このツール、PrevisAIは、欧州宇宙機関からの衛星画像を分析するために人工知
能を、そして森林減少の恐れがある地域を発見するためにブラジルの森林保全組
織、Imazonが開発したアルゴリズムを使っている。
アマゾンでの森林火災の9割が、違法に敷設された森林内の道路から4キロメート
ルの範囲で発生していたことから、Imazonはこれまで、衛星画像から違法道路を
探すという時間のかかる方法をとっていた。今後、PrevisIAを通じて森林減少策
に取り組む地方政府や組織とのパートナーシップ構築をめざす。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3iEZZB3

●2021.8.12 CNN:アルジェリア各地で森林火災が猛威 兵士ら65人死亡
アルジェリアで森林火災が発生し、同国の国営アルジェリア通信(APS)や地元メ
ディアは、消火活動を支援するために展開した兵士28人を含む65人が10日に死亡
したと報じた。
同国の民放局エンナハルは10日、被災地域で気温48度の厳しい熱波が観測された
とし、民間の作業員およそ1000人が消火活動を続けていると報じた。
原文はこちら(日本語)
https://www.cnn.co.jp/world/35175124.html

●2021.8.13 共同通信社:ロシア・シベリアで山火事拡大 過去最大か、温暖化の加速懸念
ロシア極東シベリア地方で山火事が広がっている。今年に入り既に約16万平方キ
ロを焼失し、過去最大規模となる可能性がある。火災は4月ごろから拡大。近年続
く気温上昇や乾燥した気候が主な要因とみられる。
原文はこちら(日本語)
https://bit.ly/3yN2Qh8

【パーム油問題】
●2020.8.26 Aidenvironment website:パームオイル精製大手の森林減少ゼロポリシー強化を呼びかける新レポート発表
世界の農地・森林の持続可能性に取り組む非営利組織、Aidenvironmentが新しい
レポートを発表した。新レポートは、パーム油に次いで広大なプランテーション
を有する、インドネシア、マレーシアの産業造林セクターを対象にしている。201
6年以来、2カ国の産業造林企業10社は13.3万ヘクタールの森林減少に関与してい
るが、このレポートによると、これら産業造林地所有の企業とオイルパームプラ
ンテーション所有企業はかなり重複しており、さらにこれらのプランテーション
企業は、世界最大級のパームオイル精製業者(ウィルマーやカーギルなど)と取
引をしているという。
問題は、これらの精製業者は自社サプライチェーンから森林減少を排除するとい
うポリシーを掲げているものの、これらのポリシーはオイルパームによる森林減
少にのみ適用され、他の産品による森林減少は適用対象外となっていることであ
る。そのため、パームオイル精製企業の森林減少ゼロ宣言の適用範囲を産業造林
分野にも広げる必要があるとしている。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3Drxz68

●2021.8.24 花王ウェブサイト:花王、「調達に関わるサプライチェーンESG推進ガイドライン」を策定
花王は、「調達に関わるサプライチェーンESG推進ガイドライン」を公開し、その
一環として、サプライチェーンが抱える社会課題上のリスクの特定や、取引先へ
の第三者監査等を実施する。花王は2019年に策定したESG戦略のなかで、責任ある
原材料調達の実現に向け、達成目標の一つに、2025年までに小規模パーム農園ま
でのトレーサビリティ確認の完了を掲げている。今回策定したガイドラインでは
、取引先への第三者監査実施のほか、ハイリスクサプライチェーンの特定・解決
策の模索・進捗の公表等について盛り込まれている。
原文はこちら(日本語)
https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2021/20210824-002/

【日本は今!】
●2021.8.20 日本経済新聞:木材由来のセルロースナノファイバー、日本に強み
森林資源の利用で二酸化炭素(CO2)の九州につながると期待が寄せられる、木材
由来の新素材、セルロースナノファイバー(CNF)。旭化成グループの調査会社、
旭リサーチセンターは、産官学連携が進む日本はこの分野で世界のトップを走る
と分析する。
出所はこちら(有料記事)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC05CXZ0V00C21A8000000/

●2021.8.24 住宅新報:住宅メーカー 国産材供給の安定へ ウッドショック一服も取り組み継続
国産材供給安定に向けた住宅メーカーの取り組みが本格化している。輸入木材を
中心としたウッドショックの影響は落ち着いたものの、木材調達先を多様化する
ことは、「住宅供給が滞らない体制を整えることが大切であると考える」(三井ホ
ーム)からだ。国によるカーボンニュートラルに向けた取り組みが進む中、国産材
の安定供給は、今後もハウスメーカーにとって避けて通れない課題となっている。
出所はこちら
https://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000048694

●2021.8.27 時事ドットコムニュース:民間の森林100地域認定へ 生態系保護の目標達成で─環境省
環境省は27日、生態系を保護するため、企業や寺・神社などが所有する森林・里
山を2023年中に少なくとも100地域以上認定すると発表した。生物多様性条約に基
づく国際目標を決める締約国会議が来年控える中、保全エリア拡大に乗り出す。
出所はこちら
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082700445&g=soc

【中国情報】
●2021.08.25 中国木材網:中国がポーランドに代わり、ドイツの輸入家具最大の原産国に
ドイツの「南ドイツ新聞」が引用したドイツ家具産業連盟(VDM)の統計によると
、今年前半6ヵ月間のドイツの家具輸入量は23%増加した。そのうち中国からの輸入量
は45%増えて15億ユーロに達し、中国はポーランドに代わり、ドイツの輸入家具の最大
の原産国となった。現在、ドイツが輸入する家具製品のうち、およそ3分の1は中国からで
あり、27%はポーランド製である。
原文はこちら(中国語)
http://www.chinatimber.org/news/77470.html
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☆フェアウッド・パートナーズウェブサイトをリニューアルしました!
https://fairwood.jp/
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国際環境NGO FoE Japanと地球・人間環境フォーラムが運営するフェアウッド・
ートナーズのウェブサイトがリニューアルし、見やすくなりました
ぜひ、ご覧ください。
https://fairwood.jp/
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☆動画「ホント?ウソ? バイオマスはカーボンニュートラル?」を公開!
https://www.youtube.com/watch?v=3zsA48bGmUQ
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国際環境NGO FoE Japanでは、バイオマス発電を問う動画を作成しました。
バイオマス発電は、カーボンニュートラルと言われますが、本当でしょうか?森
林は、樹木、地上に落ちた枝や葉、土の中にたくさんの炭素を蓄えています。特
に、長い年月をかけて形成された天然林や、湿地や泥炭地に生えている森林は、
地上部だけではなくて、地下にも大量の炭素を蓄えているのです。伐採して森林
がなくなってしまうと、蓄えられていた炭素は、やがてCO2の形で空気中に排出さ
れます。森林が元通りになれば、伐採のあと、放出されたCO2は、森林が回復する
過程で吸収され、再び固定されます。しかし、それまでの間、大気中のCO2は伐採
された森林の分だけ「増えている」状態が続いているのです。
森林がもとの状態に戻るとは限りません。この場合、森林に蓄えられた炭素は、C
O2として大気中に放出されたままです。こうした状況をわかりやすい6分ほどの動
画にまとめました。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=3zsA48bGmUQ
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☆パーム油のワークショップ教材ができました!
「パーム油のはなし」2/『知る・考える・やってみる!熱帯林とわたしたち』
https://plantation-watch.org/palmtextbook/
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地球・人間環境フォーラムもメンバーであるプランテーション・ウォッチと、開
発教育協会(DEAR)が共同でワークショップ教材を制作しました。
シンプルで使いやすい10の授業案(アクティビティ)と専門家による11つのコラ
ムを収録しています。今年の新聞記事を使いながら、新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)と熱帯林のつながりを考える授業案も収録しています。
森林減少、生物多様性、気候変動、そして、消費に焦点を当て、「持続可能な社
会」と「アクション(行動)」を学ぶことができます。知って、考えて、動き出
す。世界にはパーム油以外にもたくさんの問題がありますが、私たちが動くこと
で状況を変えていけるはず!
概要
・編集・発行:開発教育協会、プランテーション・ウォッチ
・2020年7月、A4版48ページ
・ダウンロード資料:写真9枚(A4カラー)
・一般価格:本体¥2,000+税(図書館価格¥4,000+税
・対象:小学校高学年以上

▼お問合せ・ご購入申込
認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)
Tel: 03-5844-3630 Fax: 03-3818-5940
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41TCC2号館3階
http://www.dear.or.jp/books/book01/5190/
※本体価格のほか送料・手数料がかかります(1冊の場合税込550円~)

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フェアウッドカフェ ショッピングサイト
https://www.fairwood.jp/cafe/
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森や作り手の見える木製品がみつかるフェアウッドカフェのショッピングサ
イトが新しくなりました。
リニューアルに伴い、お買い物の際、カード決済、銀行振り込み、コンビニ
決済がお選びいただけるようになりました。

何の木なのか、どこで育った木なのか、誰の手で生まれ変わったのか、ひと
つひとつ物語や想いのつまった商品をご紹介していきます。フェアウッド
カフェは、使ってくださるあなたや、あなたの大切な人にフェアウッドな
暮らしを提案します。

ぜひご利用ください。
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☆フェアウッド・パートナーズのWEBサイト
「クリーンウッド法に対応する木材DDのための実践情報」
https://www.fairwood.jp/consultation/howto_dd.html
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2017年5月20日施行された「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律
(通称「クリーンウッド法」)」に対応するのに望ましい木材DD(デュー
デリジェンス)を行うための実践的な情報をお届けします。
※更新情報:
国別リスク情報「3.ルーマニア」に「その2」を追加しました。

■合法性確認とデューデリジェンス
■合法性確認のための木材DDのステップ
■国別リスク情報
問合せ 「木の流れから、未来をつくる」フェアウッド・パートナーズ
Eメール:info@fairwood.jp
国際環境NGO FoE Japan(三柴、佐々木、TEL:03-6909-5983)
地球・人間環境フォーラム(坂本、飯沼、TEL:03-5825-9735)

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☆パーム油について知るためのWEBサイト紹介
『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイト
http://plantation-watch.org/abunaiabura/

「パーム油調達ガイド」
http://palmoilguide.info
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プランテーション・ウォッチでは、パーム油の消費者向けと企業向けのウェブサ
イトを立ち上げています。
一般消費者向けには、『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイトを通じて
、パーム油が身の回りの多くの食品に多く含まれていること、そのパーム油の生
産のためのプランテーション 開発が引き起こしている環境問題や社会問題につい
て伝え、情報を発信しています。
パーム油を調達している企業向けには、パーム油の調達リスクに対処し、サプラ
イチェーン管理を実践するための情報や手順をまとめた情報提供サイト「パーム
油調達ガイド(http://palmoilguide.info)」があります。
是非、サイトをご覧いただき、ご活用ください。

『あぶない油の話』パーム油のことを知るサイト
http://plantation-watch.org/abunaiabura/
「パーム油調達ガイド」
http://palmoilguide.info

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☆森林と私たちの暮らしのつながりについて学ぶ教材
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世界の森林問題について学んでもらうための映像教材をフェアウッド・パート
ナーズが関わり作成しています。
社内や地域での環境・森林をテーマとした勉強会等の企画に活用ください!

■映像資料
「人と木」(無料)
http://www.gef.or.jp/activity/forest/hitotoki/
「木の来た道」(定価3,000円/図書館価格:12,000円)(税別・送付料込)
http://www.fairwood.jp/news/pr_ev/2009/pr090623_publish_woew.html
「森の慟哭」(詳細下記参照)
http://www.foejapan.org/forest/palm/dvd_01.html

■お問合せ
FoE Japan(三柴) Tel: 03-6909-5983
地球・人間環境フォーラム(坂本) Tel: 03-5825-9735
E-mail: info@fairwood.org

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発 行 : フェアウッド・パートナーズ http://www.fairwood.jp
編 集 : 坂本 有希/三柴 淳一
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