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コミュニティの権利

ブルーノマンサー基金:プナン族、マレーシアの巨大伐採企業KTSの伐採を阻止

サラワク州バラム川中流域バアン村のプナン族コミュニティは、道路封鎖を設置し「会社が同意なしに木を切り倒し、土地を破壊することをやめる」よう要求している。
このコミュニティは、2016年から伐採会社GTインターヒルと対立している。コミュニティの首長が伐採を支援する政府任命の首長に交代したことで、状況は悪化した。首長の交代を聞いたコミュニティの数人は、新首長を一方的に任命した決定を覆すため、司法審査を申請した。この司法審査は、近々法廷で審理される予定である。
「私たちの村で今経験していることは、とても悲しいことです。村人同士の関係は、私たちが望むものとはかけ離れています。私たちは新しい村長を選び、誰がリーダーにふさわしいかを自分たちで決める必要があります」と話す。

プナン族の組織KERUANのニック・ケレサウも「多くのプナンのコミュニティで、同じような問題に何度も遭遇しています。コミュニティは自分たちの手で首長を選ぶことができるようになるべきです。」と述べている。
KERUANは、新しい首長がコミュニティによって選出されるまで、伐採を直ちに停止するよう要求している。
原文はこちら(英語)
https://bit.ly/3SAbHgM