フェアウッドマガジン 第29号 August 2008
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1、「フェアウッド」活動について ~日本の消費者が関心を持つためには~ 低炭素社会をめざす上で欠かすことのできないのが世界的規模での森林資源の存在です。ところが、「フェアウッド」や「違法伐採」などの言葉に、消費者がなかなか関心を持ちにくいのは何故なのか。かつて自然と、うまく共生して生活できていた日本人は、自分たちが木や森の加害者になっているとは思いも至らないのではないでしょうか。どうすれば、関心をもち自分たちの問題として捉えるようになるのか、消費生活アドバイザーの立場から、日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会の大石美奈子さんに伺いました。>続きはこちら
2. 「先住民族の権利に関する国連宣言」の採択と国際開発事業の将来(後編)
2007年9月、「先住民族の権利に関する国連宣言」が国連総会で採択され、人権分野を中心にますます権利基盤アプローチが注目されています。国際社会において、先住民族の権利や、それがどのように企業や政府のプロジェクトに影響を及ぼすのか。 前回に引き続き、恵泉女学園大学教授で市民外交センター代表の上村英明さんに、国連宣言において何が権利として各条文に規定されているのかを見ながら、日本における「先住民族の権利」についても考察していただきます。 >続きはこちら
3. 皆伐跡地の林地残材と格闘? 忘れ去られた本来的「熱エネルギー源」
普段私達が目にし、手にする木材の伐採跡地では、商品として売りものになる木材を取った余りの部分(=残材)が沢山残されたままになっています。近年地産地消を推進する声が高まってきていますが、私達日本人は昔からこれら残材を消費もせずに投棄してきたのでしょうか?静岡県天竜市では実際に持続的な森林管理に携わる国際環境NGO FoE Japanの副代表理事、岡崎時春による、現場でしか知り得ない現代の木材利用に関するコラムです。 >続きはこちら