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東京表参道の諸塚村
~くぬぎ、コナラの家具と小物~村の在り方そのままに

諸塚の森

諸塚村の産業と山との関わり

循環とバランス

諸塚村は宮崎県の北部、九州山地のなかに位置する人口1800人の山村です。村の95%が山林で、林業や椎茸、お茶など小規模兼業の家が殆どです。 山には杉ばかりではなく広葉樹が混在しており、山のバランスを大切にしています。

椎茸は原木栽培で、山には椎茸用のクヌギやコナラが植えられています。 しかし海外との競争で他の林業地域同様、諸塚の木材や椎茸もおおきなダメージを受けました。これまでのように、孫のために杉を植え、20年毎にコナラやクヌギを伐って椎茸をつくるという長いスパンでの森の利用や循環が保てなくなりました。伐られなかったクヌギやコナラはおおきく成長し椎茸の原木としてはもう使えないほどのおおきさになり山に眠っています。 これら里山の
広葉樹を利用し家具を作る今回の取り組みは村での暮らしを支えるちいさな産業になると期待されます。




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