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フェアウッド研究部会

第65回フェアウッド研究部会「建築・デザインの環境配慮と木材利用の可能性」

2022.9.7掲載

 

9月のフェアウッド研究部会は、建築のみならず、インテリアデザインやインスタレーション、プロダクトデザインなど幅広く手掛けている建築家・武松幸治さんを講師に迎えます。

武松さんの創作活動の領域は、横尾忠則氏の展覧会やDREAMS COME TRUEのステージなどのインタレーション、多くの商業施設のインテリアデザインなど多岐にわたります。その経験の中で、「デザインを提供した事業が終了した段階でそれは全て産業廃棄物に変わってしまう。精神的に豊かな生活環境は提供できたが、地球環境に対しては疑問が残る」という思いを持つに至ったとのこと。

そこで、武松さんは、壁面緑化や屋上緑化、雨水や地下水を利用したスマートエネルギーなど、さまざまな新技術の導入を試み、近年では、すべての建築やデザインに対して二酸化炭素削減効果がある木材を建築の主要構造部に採用する取り組みを進められています。

武松さんが考える、建築・デザインにおける環境配慮のコンセプトと実例を紹介いただきながら、都市の中で木材利用を増やしていくために何が必要なのかを参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います。

【開催概要】

日 時:2022年9月21日(水)18:00~20:00(開場:開始の5分前)
会議URL:お申込みいただいた方に後日ご案内いたします(ZOOM利用を予定)
参加費: 1,000円
※お申込みいただいた方で希望のある場合は、当日の録画アーカイブを後日、期間限定でご覧いただくことが可能です。

【プログラム】(敬称略、内容は予告なく変更することがあります)

第1部:講演(18:00~19:30 質疑含む)
講師:武松幸治さん/建築家

第2部:懇親会(19:30~20:00)
(希望者のみ、お飲み物等はご自身で準備ください)

■講師プロフィール(敬称略)
武松 幸治(たけまつ・ゆきはる)
1963年長崎県波佐見町出身。多摩美術大学美術学部建築科卒業後、株式会社ユニテ設計・計画入社。1991年にE.P.A環境変換装置建築研究所一級建築士事務所を設立。
自給自足型の建築をコンセプトに設計活動を開始。建築の世界にとどまらず、内装設計、美術展等の会場構成、プロダクトデザインも多く手がける。
近年では環境配慮型建築のプロジェクトも多く手がけ、地域産材を使用したハイブリットCLT(Cross Laminated Timber)の開発を通じ環境を変換させる装置としての建築を実現させている。
近年は大規模木造建築に力を入れ、耐火性能のある都市の木造化に取り組んでいる。「新豊洲Brillia ランニング スタジアム」で2019年建築学会賞を受賞。

【お申込み】

お申し込みフォームよりお申し込みください。
フォーム記入ができない場合、「第65回フェアウッド研究部会参加希望」と件名に明記の上、1)お名前 2)ふりがな 3)ご所属(組織名及び部署名等)4)Eメールアドレスを、メールにてinfo@fairwood.jpまで送付ください。
※定員100名

【お問合せ】
  • 地球・人間環境フォーラム(担当:坂本)
    http://www.fairwood.jp、info@fairwood.jp、TEL:03-5825-9735
  • ワイス・ワイス(担当窓口/広報課 野村)
    http://www.wisewise.com、press@wisewise.com、TEL: 03-6258-1346

※テレワーク推進中のため、極力メールにてお問合せお願いします。

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