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パーム油問題

Mongabay:アブラヤシ農園開発による森林皆伐は減少しても、パーム油企業は社会的に持続可能ではない(インドネシア)

インドネシアでのアブラヤシ農園開発のための森林皆伐は、この10年間、減少しているとのあらたな分析結果が出た。分析によると、2000年の森林地と、2019年のパーム油栽培許可地(1620万ha)を比較したところ、現在の農園のほとんどは、非森林地に造成されており、森林皆伐を伴う農園開発は310万ヘクタールにとどまっていたことが明らかとなった。この分析を行ったNGOアウリガのディレクターは、皆伐の減少傾向は、パーム油価格の下落によるものとみている。アウリガは、ほとんどのパーム油生産者は森林破壊を行っていないことになり、持続可能な生産が行われたとみなすべきだと述べている。
しかしグリーンピーススタッフは、森林破壊ゼロは持続可能性の一側面に過ぎず、地域住民や先住民族との土地紛争を考えると、多くのオイルパーム企業は社会的な持続可能性からはほど遠いと述べている。
原文はこちら
https://bit.ly/3JVVAV6