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FAIRWOODメールマガジン 第32号 2008年11月28日

今月のフェアウッドマガジンは、8月末~9月の頭にかけて行われたITTO(国際熱帯木材機関)による「熱帯合法検証木材/森林認証材の利用拡大ワークショップ」の講演録のうち、第2部から抜粋してお伝えします!

木材調達ガイドラインの策定~住宅メーカーの差異化戦略として
積水ハウスは大手住宅メーカーとして企業責任という観点のみならず、同業他社との差別化を図るため、住宅業界では初となる独自の「木材調達ガイドライン」を定めています。そのガイドラインとは一体どのようなものなのか。また、どの様にそれを運用しているのか。そして、それがもたらすものは何なのか?同社 環境推進部企画グループチーフ課長、佐々木 正顕氏のご講演内容です。
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持続可能な木材原料の利用が与える地球温暖化対策への影響は?
インドネシアで最大規模の林産業を営むスマリンド社も率先して「持続可能な森林経営」を目指すべく森林経営の質の改善に取り組んでいます。彼らの努力は1992年から始まり、2005年には全コンセッション(約44万ha)中の約60%にあたる267,600haでのFSC認証取得を達成しました。CO2の吸収・蓄積量からそのサプライチェーンの管理システムまで、同社副社長 アストリック・ムルサティオ・ブディ氏にご講演頂いた内容です。
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グリーン購入法の規格を満たす合法性検証材の供給
マレーシア、サバ州の総丸太輸出の88%を担うヤヤサン・サバは、地域住民の生活水準向上に取り組む政府機関です。その活動はサバ州で最大規模の林産業経営を含んでいますが、彼らも他と同様に「より合法性、持続可能性が証明された認証木材」を求められています。日本の「グリーン購入法」もそのニーズの1つであり、それに応えるため一体どんな取り組みを行っているのか。ヤヤサン・サバ 森林部門グループ ゼネラルマネージャー、ダウド・タンポコン氏のご講演内容です。
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TFT ~ 持続可能な木材を確保するためのツール
「これからは合法性や持続可能性が証明された木材が重要なのは良くわかった!でもどこがそんな木材売ってくれんの?」というアナタに朗報!熱帯林トラスト(TFT)は熱帯地方で責任ある木材調達が出来るよう、会員になった企業に支援している組織です。TFTインドネシア代表、ハルトノ・アディ・プラボオ氏によるTFTの紹介です。
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住友林業が取り組む木材調達
住友林業は「環境に配慮した木材調達基準」を2005年に策定、2009年度にはすべての取り扱い木材の合法性を確保するべく取り組みを進めています。同社の環境経営部チームマネージャーの本間健郎氏による、その内容についてのご紹介です。
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