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フェアウッド・ストーリーズ 002:『箸屋一膳:西原慎一郎』

フェアウッド・カフェのお送りする、映像シリーズ『フェアウッド・ストーリーズ』第二弾。
今回は、箸屋一膳の西原慎一郎さんのお話です。

大分県は湯布院町にある箸屋一膳。地域で育った木を丸太で仕入れ、そこから材を切り出し、丁寧に一膳づつ手作りしている、フェアウッドな箸屋さんです。あつかっている樹種はなんと30種!様々な用途を考えて、お箸を作り続けています。

色々な木材が積まれている工房の一角

約30ぐらいの樹種をあつかっている

元々は家具を売る営業を仕事としていたそうですが、ものを売る側よりも作る側になりたいと、木工を始めた西原さん。ちょうど、木工で有名な時松辰夫氏の創設した「アトリエとき・デザイン研究所」が人員を募集していたこともあり、湯布院町にやってきました。

工房の様子。お箸はここで一本一本丁寧に作られる。

「アトリエとき・デザイン研究所」で修行中、いかに湯布院の自然の中で育った木たちを有効活用しつつ、木工を生業としていくか考えていたところ、「箸」という日本人にかかせない「属人器」を作っていくことに行き着いたそうです。

「使う人に合った箸」を目指して、長さ・持ち手の太さ・箸先の細さなど、あらゆる部位にこだわりも持って制作をしているのがとても印象的でした。

様々な工夫が凝らされている箸屋一膳のお箸たち

お箸は、私たちの日常の一部、ともすれば当たり前過ぎて普段あまり考えないものですが、西原さんの『お箸は、食=生きる糧と自分を繋ぐもの』というインタビュー中のコメントに、はっとさせられました。また、お箸ととことん向き合い、お箸に愛情を注いでいるのが伝わってくる西原さんのお話は、その一本一本が削り出される木々へ想いを馳せるきっかけともなりました。

木によって多様な色や重さや触感がある

丁寧に作られたお箸だからこそ、大事に使いたい。まさにフェアウッドな精神です!箸屋一膳では、今日も誰かの手にぴったり合うことを願ってお箸を作っています。もしかすると、あなたも「自分に合った、世界で一つのお箸」が欲しくなるかも?

詳しくは、箸屋一膳・西原慎一郎さんのインタビューを是非ご覧ください!

フェアウッド・ストーリーズ 002:『箸屋一膳:西原慎一郎』

 

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